ネット上に飛び交う子育てアドバイスに疲れた…そんな私も読んで納得した本がありました!

悩んだらネットで検索するのがベストと思っていました。

ちょっとした疑問や不安、悩みがあってもスマホで簡単に検索できて、有益な情報やアドバイスを得られる昨今。
子育てのことも、検索したら情報はたくさん得られますよね。私の場合
塗り絵 真っ黒に塗りつぶす 児童心理
チョコレート いつから
壁紙 書ける 子ども・・・などで検索して、たくさんのサイトを見ています。

子どもに関する具体的なアドバイス、例えば野菜嫌いの子もこの方法なら食べた!とか、3~4歳は悪い言葉でもとにかく使ってみたい成長過程なんだよ、とか、何かの使い方、アイテムの購入を迷っている時などにはすぐに解決できて便利なネット!
息子と同じような子がいるんだとか、成長過程なだけで悩むことではないんだとか、私もこれからは実践してみよう、気を付けようなど、今まで何度もその都度の疑問や不安を解決するための参考になるサイトに出会いました。

ところが...



ネット上に溢れる子育てアドバイスって正直疲れる…

子どもとのかかわり方や、どう子育てするかといったアドバイスには、正直疲れる!

なぜなら「親のNG発言」とか「こんな対応はダメ」など、ダメダメ言われてグサッとくるサイトが目に入るんですもん。
よせばいいのに読んじゃうじゃないですか...で、案の定自分に当てはまるとモヤモヤ。

また、模範的な親の言動について書かれているサイトもたくさんあり、
子どもの気持ちをいったん受け止めて、「そうだね、こうしたいんだよね。」
それから今やらなくてはいけない(やってほしい)行動の説明をして...って。
そりゃそうでしょうよ。時間と心に余裕があればできるかも!でもわかっていてもできないときだってあるし!

もしかしてこういう考えだからダメってこと?私の言動って息子に悪影響になってる?いやそんなはずは
...ほらね、こうやって負のスパイラルに陥りそうになるところが疲れるんです。

気になって貸してもらったモンテッソーリ教育の本

先日、ママ友が1冊の本をかしてくれました。
「最近これ読んだんだけど、参考になったよ!よかったら読んでみる?」
と言って見せてくれたのは、
『モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる子育て」』

う~ん。どうしようかな。
モンテッソーリ教育という名前は聞いたことがありました。将棋とともに有名になりましたもんね。
子育ての考え方、教育法として確立されたものがいくつかありますが、私はネットでいろいろな意見をざっくり読むのがベストだと思っていたのでなんとなく読むのを避けていました。一つの考え方だけに縛られたくない、という思い込みがあったのです。
でも、「信じる子育て」というところが気になりました。
私は息子を信じている。でも抽象的過ぎて何を?と言われても答えられない。どう子育てに活かせるんだろう?

ぜひ!読んでみたい!

と、かりてみたものの。

あ、これは。
そりゃそうでしょうよってなるやつじゃない??

でも違ったんです。



モンテッソーリ教育の考え方

この本は、子どもは大人にとってどんな存在?という投げかけから始まります。

自分で考え、生きていけるまで守り、育てる存在??

モンテッソーリ教育では、子育ての考え方をこのように言っています。

子どもは大人と対等な存在で、子育てにおいて何よりもまず大切なことは、「子どもを尊重して信じる」こと

モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる子育て」

...わかるようでピンとこないような・・・
でも読み進めるとわかりやすく書いてあります。

子どもは自立と自律に向かって自らの足で進んでいきたい。大人はその願いが叶うようにサポートする。それが子育てだと。

モンテッソーリ教育を家庭に取り入れるのも、4つのポイントがわかりやすくまとまっていてとても簡単(な気になれる)!5歳の息子に当てはめて考えてみたら、私は親としてどうかかわるべきなのかが自然にわかってきました。
わかってきたというか、あのアイテムを買って試してみよう、ああしてみよう、言ってみようなど、一つではない関わり方が思い浮かんで、楽しみになっている自分がいるんです。
どうしてだろう。なんか、疲れない。
疲れないどころか、おもしろい!子育ておもしろい!!

私もこの本をおすすめしたい。

『モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる子育て」』は、5章で構成されています。
2~4章には、子育て中のパパママさんはたいてい共感するであろう、具体的な事例を取り上げていて、モンテッソーリ教育に基づいた子どものとらえ方や接し方が紹介されています。

私のおすすめの読み方は、
まず「はじめに」と「あとがき」を読みます。
それから第1章を何度も何度も読みます。それから、第5章を2回。

そうすると、「わかった!」という気持ちとともに、息子の成長過程でどんな問題にぶつかったとしても大丈夫、いやむしろ楽しみになってきます。

真ん中の第2章~第4章は、気になったところをピックアップして読みました。
まず読んだのは、「言葉遣いが乱暴で気になる」。
でも既に「こういう声かけかな?」と予想できるようになっていて、答え合わせのような気持ちで読んでいて楽しかったです。
気になる事例は今日と2週間後ではまた違うはず。いつでも、思い立ったときに気になる事例を読み込んだらいいなと思いました。

ネット検索でたくさんの意見を得るのも良いのですが、この本を読んで基本の考え方がわかったことが私にとってとても価値のあることでした。

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