4年で終了!7歳から始めた長女の歯科矯正、結果はどうなった??

笑顔を気にするようになった長女のため、矯正を開始

我が家の長女は、7歳(小2)の頃から歯列矯正を開始しました。
前歯が出っ歯気味かつすきっ歯になったことを彼女自身が気になっていたようで、兄弟げんかの際に兄に揶揄され号泣したのをきっかけに、歯科を受診。
そこで、前歯の隙間よりも下あごの位置やあごの大きさといった問題も明らかになり、
・下あごを前に出す
・歯が並ぶよう土台を広げる
ために、矯正を開始することとなりました。

私のイメージにあった矯正は銀色のワイヤーをつかい、常時つけていなければならないブラケットでしたが。
彼女に渡されたのはリテーナーという就寝時にのみつけるマウスピースのような器具でした。
リテーナーでの矯正が大人の歯が生えそろうまでの第1期の治療、永久歯となった後、抜歯やブラケット、マウスピースなどを用いておこなう治療が第2期の治療となるそうです。
中学生ぐらいから、必要に応じて第2期に移行するイメージとのこと。

第1期の治療でトータルで36万円(!)という金額にビビりながらも、長女の笑顔のために矯正を開始しました。
どうなる、長女の歯並び?!
第1期の治療のお話はコチラ⇒いつから始める?どれ位かかる??子供の歯列矯正について



少しずつ、キレイになる歯並び

ものぐさな娘ですが、歯並びをきれいにしたいという思いからか、嫌がらずにほぼ毎日器具をつけて就寝。
1年経ったころには、かなり結果が出てきました。


治療前に取ったレントゲン写真と比較すると、歯並びにがたつきはあるものの、前歯の隙間が無くなったことが分かります。

歯科矯正1年後のお話はコチラ⇒やってよかった!歯列矯正開始から1年経過。長女の歯並びはどうなった??

そして、2年が経過したころには、更にキレイな歯並びに。

こののち、第1期の2段階目に移行ということで、リテーナーの作り替えがありました。
これまでは上あごにはめるもののみでしたが、今後は上下分の2つに。
上にも下にもハメることになるので、つらかったり大変になったりするかな?と危惧しましたが、これまでと同じように装着は就寝時のみなので、本人もあまり気にしていないようでした。
今までと同じく2か月に1度、先生に状態を確認してもらいながら、矯正を続けました。

歯科矯正2年後のお話はコチラ⇒歯列矯正開始から2年経過で効果を実感!小4長女の歯並びはかなりキレイになりました。

寝るときに矯正器具を付けるというのは、すでに長女の生活の一部。
もはや習慣となっており、本人が装着を嫌がることはありませんでした(たまに忘れることはありましたが・・・)。



ついに終了!リテーナーとの別れ

そして、ついに先日の検診で、
「よくがんばりましたね、これで第1期の治療は終了です」
と先生の言葉。
第2期に移行するのかな、と思いましたが、
「よく土台が広がったため抜歯の必要もなく、並びの状態も良いのでひとまずは終了でよいのでは」
とのこと。
今後も3か月に1度の定期検診を続け、矯正に関しては様子を見ることにしました。
下の歯並びが完ぺきとは言えないため、乳歯が全部抜けた段階で考えようということになりました。

先生に、
「使い終わったリテーナー、持って帰る? こっちで処分する」
と聞かれ、
(・・・記念に持ち帰るべき?)
と母がちょっと悩んでる間に
「いらないです」
と笑顔で即答した娘。
母が思っているより、矯正が終わった解放感でいっぱいだったのかもしれません。

子どもの歯科矯正をして感じたこと

安くはない歯科矯正。
更に2か月に1度の通院も(費用は都度かかる)、結構面倒でした。
共働き家庭で土日しか連れていくことができなかったうえ、かなり人気の歯科医院だったのもあり、スケジュールを取るのも大変でした。
でも親として、実際にやってどう思ったかというと。
我が家の場合は『100%大満足!!』でした。
主な理由はこの2つ。
1.長女に笑顔が戻った
歯並びががたがたな時期、歯を見せないように笑っていた長女。
今では大きな口をあけて笑うのが当たり前になりました。
今は6年生の長女、これから思春期を迎え、自分の容姿をすごく気にするようになる年代に。
その時、歯並びが悪い状態は、彼女にとってコンプレックスになったと思います。
早い段階で開始してよかったです。
2.虫歯ゼロを維持
2か月に1度、検診を受けていた長女。
そのうちの2~3回に1回は歯のクリーニングもしてもらっていました。
汚れが残っている部位があれば、歯科衛生士さんに磨き方を丁寧に教えてもらえ、そのおかげで虫歯ゼロを維持できました。
余談ですが、私も娘のついでに半年に1回ぐらい予約を入れていたので、私の歯もキレイになり、虫歯知らずになりました。
大人も半年に1回ぐらいは歯科検診受けましょう!
そして、今回最も重要だと思ったことは
「大人の歯が生え始めたら、1度きちんと歯科医にみてもらうこと」
ことです。
早く問題に気づけば、早く対処できます。
長女の矯正で重要だった、あごの位置を動かしたり、歯が生える土台を広げるといった治療は、子供のうちだからできること。
大人になってからの矯正は、高額(100万前後!)になるし、抜歯を伴うことも多いし、ブログなどを見ていると痛みを伴うことも多いよう。
長女の場合は、リテーナーの調整後は少しきつく感じるようでしたが
「痛いから装着はイヤ」
ということは一度もありませんでした。
費用面もそうですが、本人の負担もかなり軽かったのではないかと思います。
また、あごの位置が下がり気味など、ぱっと見ではわからない問題を見つけて頂けたのも良かったです。
我が家でも、あの時長女のすきっ歯がなければ歯科医を受診することもないまま、あごの問題に気づかず、放置してしまったでしょう。
専門の方に見てもらわないと分からないこともあるなぁと痛感しました。



本人の感想。やってみてどうだった?

長女の感想も聞いてみました。
「歯並びがキレイになってうれしい、やってよかった」
との答え。
少しいやだなと思った点は、リテーナーの装着はつらくはなかったそうですが、寝るときに口にはめると口呼吸がしづらくなるので(鼻呼吸するようになるのはいいことですが)、鼻詰まりのときは少し息苦しかったそう。
また、クラスメイトのブラケットで矯正している子は、給食のときに外したり、見た目で見えてしまったりするので、自分は簡単な方法で済んでよかったとのこと。
本人も結果に満足のようで安心しました。

以上が4年にわたる、我が家の長女の歯列矯正でした。
これからも検診を受けつつ、成長とともに歯の状態も見守っていきたいと思います。
皆さまの参考にしていただけたら幸いです。

チャリダー主婦
中学2年生の息子と小学6年生の娘のワーママ

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