小学生の女子トラブル!きっかけは・・恋!?小6娘が友達と疎遠になった話

我が家の長女は小学校6年生。
コロナ禍にありながらも、何とか今年は修学旅行には行けて、あとは卒業を待つばかり。
残り少なくなった小学校生活を楽しんでいます。

このご時勢、なかなか友達と遊ぶこともままならないようですが。
チャットアプリやゲーム機を駆使し、『青春』を目いっぱい楽しんでいるようで。
親としても楽しく見守っていました。




しかし。
どうやら、娘の一番仲の良かった友達に好きな男の子ができてしまったところから。
いろいろとトラブルが起こってしまったようで・・・。

娘の友達Aちゃんは、どうやらB君という好きな男の子ができた模様。
娘曰く「見ればすぐわかる」そうで、いつも目で追っているし、AちゃんがB君と話しているときは、娘がいくら話しかけても振り向いてすらくれないと、娘はちょっと寂しそうでした。

B君は、野球をこよなく愛する元気いっぱいの男の子で、娘情報によると「そこそこモテる」とのこと。
私の目から見ても、目がクリッとしていてかわいい感じで、足が速く、授業中におふざけが多い、確かに「小学生の時にモテそう」なタイプ。

小6にもなると、ただ「仲がいいから好き」ってだけじゃなくて、ちゃんと「恋」になってくるんだなぁと感心しつつ、娘の話を聞いていました。

娘自体は、未だ生身の男子よりも漫画やアニメの方が良い、という感じで、クラスの男子にはあまり興味がない模様(それはそれで、親としてはちょっと心配ですが)。

娘は少年系の漫画好き。
兄がいるので、その影響もあると思います。
そのため、クラスでもよく男子と漫画の話で盛り上がっているそうなのですが。

同じく漫画好きの男子と盛り上がっていて、そこにB君が混ざっていたりすると、Aちゃんの視線を感じるそう。

「B君を見てるだけじゃないの?」
私がというと、
「それもあるけど、私のこと、めっちゃ睨むんだよね・・・」
と困った顔の娘。

同じく漫画が好きで、よく一緒に話しているCちゃんも、『なんかA、うちらのこと睨んでない?』と言っているそうなので、気のせいではないそう。

Aちゃんは男の子に人気のマンガにはあまり興味がないみたい。
2人は、漫画に関しては全く話が合わないよう。
そのため、娘たちが盛り上がっている漫画の話にはAちゃんは入りにくい・・・。




そんな中、冬休みに入る前に、娘は友達と上映中のアニメ映画の話で盛り上がったことから「冬休み中に近くの映画館に見に行こう!」という流れに。
メンバーは、娘とCちゃん、B君と同じく少年漫画好きの男子2人(D・E君)の5人。

翌日には話はさらに進み、E君のお父さんがネットで割引のチケットを購入してくれることが決まるなど、どんどん具体化していきました。

困ったのは娘。

映画の話になるたびに、Aちゃんの視線が痛い。
Cちゃんに「Aも誘わない?」とこっそり言ってみるも、「なんで? Aってあのアニメ興味ないじゃん?」とバッサリ。

「でも・・・」と娘が言葉を濁していると。
「AがBを好きなのはわかるけど、面倒だからあんまり関わりたくない。でも、娘がAと仲いいのも知ってるし、別に誘ってもいいよ」と言ってくれたとのこと。

・・・年の離れた姉がいるCちゃん、さすが、オトナだな~。

私も、Aちゃんを誘うべきか、娘に相談されたのですが。
これといったアドバイスはできず。
そもそも、Aちゃんが映画に興味があるかもわかんないし、本人に希望を聞いてみたら、というと、娘は迷った結果、Aを誘い、大喜びのAと、6人で映画に行くことに。
ただ、すでに前売り券はE君父が5人分購入済みだったため、Aちゃんの分は当日自分で買うことになったそうです。

そして、当日。
E君が5人分のチケットを発行している間にAちゃんはチケットを買いに。
Aちゃんは残念ながら、少し離れた席になってしまったそう。
そして、チケットをE君から受け取ると、たまたま娘の席はB君の隣。
すると、Aちゃんがすかさず
「娘ちゃん、男子苦手だからBの隣だと嫌だよね。替えてあげる!」
と娘のチケットと自分のチケットを交換。

娘は特に男子が苦手というわけではないですが、人見知りが強く知らない人は苦手。
そのため、一人で知らない人に囲まれて映画を見るのは、ちょっとイヤだったそう。
でも、さすがにAに「返して」とも言えず、そのまま元Aの席へ。
待ち時間に話す相手もいないし、周りは知らない人だし、スマホは使っちゃダメだし、仕方がないので本編が始まるまでずっと下を向いていたとか。

そして、お昼ご飯を食べるときも、席が取れず6人が二手に分かれることになると、AちゃんはB君の方へ。
そのため、娘・Cちゃん・E君のテーブルと、Aちゃん・B君・D君のテーブルに分かれる羽目になり、E君はちょっと困っていたそう。

・・・Aちゃんの恋パワー、すごい。
小さなころから仲の良かったAちゃんの変化に、娘はただ戸惑うのみ。

その後、Cちゃんは「めんどいから」という理由で、漫画の話をしていても、Aちゃんがいるときは話に入ってこなくなったとか。
それからも、体育のチーム分けや給食当番や掃除の時間など、チーム分けなどで娘とB君が一緒になると、自分と取り替えようとしたり、取り替えられないと睨んできたり。
娘自身もしんどさを感じるようで、だんだんAちゃんとは距離を取り、Cちゃんとばかり過ごすようになっていきました。
ただ、Aちゃんと仲良しだった頃も忘れられないようで、スマホで昔のやり取りや写真を見て、悲しそうな顔をしている娘・・・。

前述したとおり、娘とAちゃんはもともと、趣味嗜好がバラバラ。

Aちゃん→少女漫画好き
娘→少年漫画好き

Aちゃん→男性アイドル好き、恋愛ドラマが大好き
娘→お笑い好き

それでも一緒にいるのが楽しかったようで、小学校低学年の頃から2人はずっと仲良しでした。




ケンカをしたわけでも、お互いひどいことをしたわけでも、嫌いになったわけでもありませんが、なんとなく距離が開いてしまう。
大人にとっては、友人関係といってもタイミングも賞味期限もあるし、人間関係なんてそんなもの・・・と思ってしまいますが。
娘にとってははじめての、ちょっとほろ苦い経験になってしまいました。

中学になって、娘に好きな子でも出来たらAちゃんの気持ちが分かるかもしれない。
Aちゃんの恋ごころが冷めたり落ち着いたりしたら、2人の仲も戻るかもしれない。
そもそも、中学になって他の友達ができたら、お互い必要としないかもしれない。

娘にはいろんな可能性と、これからたくさんの人と会って、別れていくものだから、それでいいんだよ、という話はしました。

ただみんなで楽しく遊んでいればよかった小学校時代から。
少しずつ、大人の階段を上りつつある年代なんですよね。
とっくにその段階を通り越してしまった母からすれば、その甘酸っぱさが懐かしくもあり、ちょっとうらやましくもあり。
親の出番はそうそうありませんが、これからも子供たちの成長を見守っていきたいなと思いました。

チャリダー主婦
中学2年生の息子と小学6年生の娘のワーママ

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