【1】知ってしまった娘。「私の名前を呼ばないで!」娘の名前は夫と元カノの思い出|ママ広場マンガ

もうすぐ生れてくる赤ちゃんの名前を決める時のことを覚えていらっしゃいますか?画数を調べたり、願いを込めた名前を考えたり、呼んだ時の響きを考えてみたりと、我が子が一生使うものなので、夫婦で話し合い、悩んだ末に決める方も多いのではないでしょうか。今回のお話は、名付けのお話です。お腹の子が女の子とわかった時にご主人が素敵な名前を用意してくれていたそうですが、その名前の由来とは・・・。

娘の名前は夫と元カノの思い出[1]お父さんから聞いた私の名前の秘密






その日は突然訪れました。
いつもと変わらない夕方。いつものように夕飯の準備をしていた時のことです。

いつもなら「お腹空いたー。今日のご飯、なぁに?」と笑顔で聞いてくる娘が、静かな声で
「ねぇ、お母さん。」と、目も合わさずに話しかけてきました。

「お父さんから聞いたんだけど」
「うんうん」
「私の名前ってお父さんの昔の・・・」

ダン!!

それを聞いた私は思わず手が滑り、切っていたニンジンを落としそうになってしまいました。

「え・・・」

夕飯づくりの手を止めて、私は娘の方に向き直りました。

「私・・・この名前イヤ・・・」
「なんでこの名前なの?どうしてお母さんは・・・」
今にも泣きだしそうな娘に駆け寄り、その名前を呼びかけると

「かなm」
「触んないで!」娘は私が伸ばした手を振り払い、うずくまってしまいました。

「その名前で呼ばないで・・・」

娘が知ってしまいました。
平穏な日常は、一瞬にして崩れ去ったのです。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「娘の名前は夫と元カノの思い出」は毎日更新します。お楽しみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画] 和栗ぐり

作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。

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