[63]どうか「今」を大切に!ババアのお説教と語り出す先生の思い。学童でトラブルに巻き込まれた話|赤井ふみのまっかな日常

前回のお話
ホウサクくんが偵察に行き、学童騒ぎを把握していたと聞き驚く赤井ふみさん、米田先生はホウサクくんとナエコさんを「難しい生活環境で育った故か、大人を完全に信じていない」と語った後で、「赤井さん、私あなたに言いたいことがあります」と言い・・

ムスメが学童でトラブルに巻き込まれたお話63



「ババーのお説教ですが聞いていただけますか?私の心からのお願いなんです。できれば、なのですが・・」
と語り始めた米田先生、

「どうか、娘ちゃんは『今』を大切にしてあげてくださいね。『今』の間は無邪気な笑顔を大切にしてあげてください」

「ホウサクくんやナエコちゃんを見てて思うんです。今の子ども達はとても『賢い』んです。そして、今の世の中は常に『賢い』を求められます。
でも、私から言わせるとその『賢い』の基準は大人からの目線の基準なんですよね・・」

「昔よりも大人から、大人になることを急かされているように感じます。でも、子どもである時代は短いんです。そして、子ども時代は、人生の基礎となる大事な大事な時です」


そう言った後で、
「私が目指す『塾』は、『塾』という名ですが、小学生であることを大切にした場所でありたいんです。受験向きの塾とは違うんです。
どんな小学生も小学生らしく、学ことから置いていかない!!私のわがままを叶える塾です」

「ま、具体的には今考えているところですがね。ぜひ娘ちゃんが来てくれたらなぁって思ってます!」
と言う米田先生に、

「あらま先生お上手!!」
とツッコむ赤井ふみさん、

そして・・

そんな話をしてから何カ月か経ち・・
娘がひとつ学年が上がる季節になりました。

[64]につづきます。

赤井ふみ
のんびり屋の私と元気いっぱいのムスメ、時々オトンで送る生活で起こったことやわたしの体験談を絵にしています。
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米田先生の理想とする塾!!限られた短い時間だからこその思いが、ひしひしと伝わります!
[ママ広場編集部]

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