[8]「うしゃぎのおやこ」「ピョンピョン」延々と繰り返しを求める娘の言葉。障害児のママは神様に選ばれたと言われて|植木千尋の育児まんが

前回のお話
保育士の花田先生に呼ばれ急いで走ってきたはるさんこと朝日春花さん、次から次へと話し出す様子に「忙しい人・・」と思うあやこさん、すると「自閉症ですか。ウチの子も一緒です」と言われ、同じ診断名だからって立場も境遇も同じだなんて思えないと「自閉症と言ってもそれぞれなので・・」、そうあやこさんが口に出すと・・

障害児のママは神様に選ばれたと言われて[8]



「ゆみかちゃんは現在4歳、自閉スペクトラム症の診断ですね」
と相談支援専門員の茂木先生にたずねられたあやこさん、

「はい。知的障害の診断も出ています」
「感覚過敏なのか、抱き上げると嫌がります」
「トイレはまだ自立してません」
「偏食があって、白いものばかり食べます」
とあやこさんが言い、

「単語は少し出てますが、会話はできなくて・・。いまだにクレーンが多いです。あと・・」

「同じことを何度も言ってくるんですが、私が特定の言葉を言わないと気が済まないみたいで・・」

すると
「まま、うしゃぎのおやこ」
とゆみかちゃんが言い、

「・・ピョンピョン」
それに対して小さな声で答えるあやこさん、すると、

「まま、うしゃぎのおやこ!」
「はいはいピョンピョン」

「まま、うしゃぎのおやこ」
「ピョンピョン」

「・・話を中断してすみません。返事しないと怒りだすので・・」

「まま、うしゃぎのおやこ」
「ピョンピョン」

「まま、うしゃぎのおやこ」
「・・ピョンピョン(汗)」

ゆみかちゃんは何度も繰り返して・・

続きます

植木千尋
ブロブフィッシュ似の主婦です
知的障害を伴う自閉症児を子育て&溺愛中

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