[13]「え、キモ」我が子に向けられた同級生ママの言葉に硬直。障害児のママは神様に選ばれたと言われて|植木千尋の育児まんが

前回のお話
児童発達支援保護者講習会「障害受容について学ぼう」という講習会に参加したあやこさん、そこでは、段階的な障害受容や交互の障害受容についてのお話があり、「これ、私かも!?」と目から鱗が・・!

障害児のママは神様に選ばれたと言われて[13]



講習会で思わず「これ私かも!?」と驚いたあやこさん、周りからも
「うわーコレ私だー!」
「私もー」

と多くの声が上がるなかお話は続き、
「自閉症や知的障害など、気づくまで時間がかかる障害の場合だと特に当てはまりますね」
「我が子の障害の正式な診断がつくまで・・もしくはついたとしても、完全に受容できるまでは『向き合う気持ち』と『否定する気持ち』の交互発生が怒ります。ですが・・」

「これはごく自然なこと、当たり前に発生する気持ちなんだ、ということがこのモデルには込められていると、僕は思います」

「たしかにー」
「私もあるー」
賛同の声が聞こえるなか、さらに

「それに、周りから否定されがちな環境にいると、なおさら障害受容できるまで時間がかかりますから」

その言葉を聞いて、あることを思い返すママの姿が・・
「そういえば私・・」
ある日、いつものように息子のたくやくんをお迎えに行った時のこと、

「ねぇ、知ってる?」

「たくやくんってさ、いつも順子先生ついてるじゃない?『加配』だっけ?たくやくん、障害あるからなんだって」

「え、キモ」

「やっば、ウチの心愛(ここあ)に近づかないでほしい。クラス替えしてって言わなきゃ」
とクスクス笑いながら話すママ友の会話を聞いてしまい・・

続きます

植木千尋
ブロブフィッシュ似の主婦です
知的障害を伴う自閉症児を子育て&溺愛中

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