保育士ママが教える、登園を嫌がる子供に親子で試してほしい4つのポイント|Ribbonの保育士ブログ

お子さんが保育園、幼稚園に入園や進級をし、ママはお仕事や下の子のお世話をされる方、毎日お疲れ様です。

園生活が始まり、笑顔で登園してくれるかと思いきや「行きたくない」「ママと一緒がいい」と泣かれてしまうことありますか?
ここでは、保育士の私が、登園しぶりの理由を聞く方法と、声かけのコツを紹介させていただきます。




行きたくない理由を聞く方法

お子さんがどうして園に行きたくないのか、理由がわかればよいのですが、なかなかお話ししてくれないことがあると思います。

園に行きたくない理由を聞くときのポイントです。

いつ?
・おやつや夜ごはん中
・入浴中

お子さんも、ママも落ち着いているときに、ゆったりした気分で園についての話をサラッと始めてみると良いかもしれませんね。

どのように?
・「何をして遊んでいるときが楽しい?」
・「給食は何が一番おいしい?」

イヤなことや、苦手なことを聞き出すよりも、楽しいお話を始めてみると、お子さんが「あのね~」とお話ししやすくなるかもしれませんね。




行きたくない理由はどんなことが考えられる?

園で、楽しいことがあるお話のついでに、「でもね、」と心にしまってあった言えなかった部分や、こんなところがイヤだったなと自分で気づくことが出てくることがあります。

・お友達とのトラブル
・苦手な活動がある
・ママと一緒にいたい
・環境に慣れず、不安になる

お子さんが楽しんで園生活を送れるために、原因がわかったら先生と共有し、不安や心配を取り除いていきたいですね。




子供が安心する声かけは?

お子さんと、「家族の担当」をお話する方法があります。
担当というと難しいので、「~当番」「~係」「~の人」などが良いですね。

たとえば、
「〇〇くんは、保育園(幼稚園)でいっぱい遊んでくる人ね、ママはお洗濯やお料理をする人、パパはお仕事をする人、〇〇ちゃん(下の子)はたくさん食べて大きくなる人ね」

など、家族それぞれがみんな役割があることを伝えると、「自分の担当は園で楽しむこと!」と意識が持てるお子さんがいらっしゃり、「よし!」とスイッチを入れやすくなることがあります。

「いつ」がわかると不安解消に!

入園や進級当初は、環境になれず、泣けてしまうお子さんがいらっしゃいます。
ママも、離れるときに「ママ~」の泣き声を聞きながら門を出ることは、かなり胸が痛みますよね。

お家を出る前に、
・いつママに会えるか
を伝えてもらえると、お子さんは先が見えて安心して園で過ごすことができます。

たとえば、
「帰りの会で、さようならをしたら、ママがお迎えにいくね。」
「〇〇バスのお友達と並んだら、バスに乗って帰ってきてね」
など、早くママに会いたい気持ちがいつ叶うのか知らせてあげると過ごしやすくなるかもしれませんね。




まとめ

園に行きたくないと言うお子さんに、4つのPOINTを紹介しました。

・ホッと落ち着いている時間に
・園での楽しい様子を聞くと話しやすい
・自分の担当を知る
・いつママに会えるのか見通しをもてるようにする

慣れない新生活に、お子さんもママもドキドキすると思いますが、きっといつか、「あんなに泣いていたのに、振り返らなくなった~」なんて言える日がくると思うので、親子で乗り切っていきましょうね!陰ながら応援しています。

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