突然起きる子どものケガ!いざという時に役立つ3つの応急手当方法|Ribbonの育児ブログ

子育てをしていて、子どものケガは付きものだと思いますが、
「こんな時ってどうしたらよいの?」
「手当の仕方って合っているかな」
と不安になることってありませんか?

私は3人の子どもを育てており、活発な子どもたちは転んだりぶつけたりしてよくケガをします。

そのため子どもの「いざ!」というときに備えて「乳幼児救急救命支援員」という資格を半年前に取得しました。

ここでは、「顔をぶつけたとき」「口の中や歯をケガしたとき」「頭を打ったとき」
の3つのケガの対処法について、その応急手当について紹介したいと思います。




顔をぶつけたときの対処法

家の中や公園などで走っていて、壁にぶつかったり、フローリングに顔をぶつけたりすることってありますよね。

思ったより顔のケガは炎症が強くでることがあります。
顔の皮膚は薄いため、目の周りやおでこをぶつけると、出血をしたり腫れたりすることがよくあります。

ケガの応急手当て
・傷口を水で洗う
・血が出ている時は清潔なガーゼで止血をする

内出血やこぶができているとき
・保冷剤や濡れタオルで冷やす

鼻血が出たとき
・少し前かがみの姿勢で小鼻の両脇を強くつまむ
・5分ほど安静にする
・仰向けにはしない
(鼻血が喉の奥に流れ吐き気をもよおすことがあるため)

こんな時は救急車を!
・頭を強く打ったあとに、鼻血が出た
(薄い血の混ざった液が鼻から出た場合)
少し怖い話ですが、この場合、髄液という脳室系と、クモ膜下腔を満たす液体が流れ出ている可能性があるため。




口の中や歯をケガしたときの対処法

転んだり、人や物にぶつかって、口の中が傷つくことってありますね。
歯が折れてしまったり、グラグラしたりするときは、歯科を受診しましょう。

口の中から出血したとき
・溜まった血を吐き出させる
・軽くうがいをする
・傷口にガーゼを当てて圧迫する

歯が折れたとき
これは、かなり衝撃的だったのですが、歯科を受診する際
折れた歯を乾燥予防のため清潔な容器に牛乳を浸し、その中に歯を入れて持っていきます。

早い段階(30分以内)であれば、歯科で固定をすると元通りにくっつくことがあります。

頭を打ったときの対処法

子どもは頭が大きくバランスが取りにくいため、転んだり、遊具などから落ちたりすることがありますね。

頭を打って、大泣きし、特に変わった様子がなければ安静にして48時間は異変がないか様子をみましょう。

頭を打ったとき
・出血があるときはガーゼを当てて止血をする
・こぶは冷やす
・1~2時間は食事を控える

こんな時は急いで救急車を!

・ぼんやりしていて元気がない
・顔色が悪い
・繰り返し吐く
・けいれんをしている
・耳や鼻から出血がある
・手や足が動かない

大丈夫かどうか見極め方は、いつもと変わった様子があるかないかですね。
食欲や機嫌、遊び方など、変化がある場合は一度医療機関に相談してみるとよいですね。

まとめ

顔をぶつけたとき、口の中が傷ついたとき、頭を打ったときの対処法について「いざ!」というときに備えて紹介しました。

お家での基本的な手当は
・傷口を水で流す
・止血をする
・冷やす
・いつもと変わった様子がないか確認をする

ことです。

以前は、消毒液や殺菌するものを使用していましたが、今は使用は推奨されておらず、手や足など貼れる箇所は絆創膏を貼って様子をみましょう。

3つの対処法、「いざ!」というときのお役にたてたら幸いです。
お子さんがケガや事故なく、楽しく過ごせますよう願っています。

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