【9】女の子の純粋な親切。干からびた心が潤っていく。親切が仇に・・心がモヤッとした話|てる子の育児日記

前回のお話

朝のモヤモヤが尾を引いていて「上手くいかない日は何をやってもダメよねぇ」と思いながら床に散らばったものを拾い集めていたてる子さんのもとへ小さな女の子が駆け寄ってきました。女の子はサッとしゃがみ何も言わず落ちているものを拾い始めます。「わざわざ拾いに来てくれたの?」てる子さんが尋ねると、恥ずかしそうにはにかみながらコクンと頷く女の子・・・。

心がモヤッとした話【9】










何も言わず床に散らばったものを拾い集めていく女の子。

そんな女の子の姿を見ていたてる子さんは、朝の出来事を思い出し胸がドクドク・・・。

「自転車が来たからよけようとして転んじゃったのね」という言葉、自分に向けられる白い目。
転倒した人を助けただけなのに加害者のように言われ、説明しても信じてもらえず、
「助けなければ良かったのか?」と思ってしまうほどショックを受けた朝。

女の子の行動は、モヤモヤが消えなかったてる子さんの心に変化をもたらしました。

干からびてガチガチだったてる子さんの心に小さな芽が出て、徐々に潤っていくような・・・。

女の子が拾い集めたものを笑顔で「はい」と渡してくれた瞬間、てる子さんの心に大輪の花が咲きました。

次のページ:【10】に続きます。

てる子
4人の子持ち、ズボラ主婦 てる子です。
子供達は大きくなりましたが、体験談を含め、今なら思う子育ての話等をブログで綴っています。

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困っている人を助けたいという女の子の純粋な気持ち。心が洗われます・・・。
[ママ広場編集部]

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