またまたお義兄さんと出かけて行く美月さん、その姿に居ても立っても居られずメールを送ったタクヤさんに、「もうそっちに帰らない」と告げたところ、すぐに電話が!タクヤさんは相談にも乗ってくれないし、義実家に行ったっきり帰って来ないから新い部屋を借りたと伝えると、「もしかして・・兄ちゃんと住むのか?」と聞いてきて・・
嘘から始まる敷地内同居[13]さんざん放置した挙句の歪んだ干渉にウンザリ
美月さんが、新しい部屋を借りたとタクヤさんに伝えると
「もしかして・・兄ちゃんと住むのか?」
と聞かれて、はぁ~・・もう、本当イヤ、と思いながら
「明日会社だからもう寝るね」
と電話を切りました。
「・・・」
タクヤさんのリアクションにがっくりしながら・・
すると、それからメールの嵐が!
「ピコン!」
義母
「もう帰ってこないってどういうこと?
今どこにいるの?
一度帰ってきて!!」
「ピコン!」
タクヤ
「今どこにいる?
全然帰らなくてごめん。
どうして黙っていなくなるんだよ!」
その後も・・
「ピコン!」「ピコン!」「ピコン!」「ピコン!」
「止まらない・・でも、もうしばらくヤキモキしてもらおうっと」
と寝てしまいました。
そして次の日の朝、
お義兄さんが家を出る際、思い出したように
「あっ、そうそう、週末に美月ちゃんが嗅ぎを返しに来るって。
じゃ、いってきまーす!」
そう言って、さっさと家を出て行きました。
「え゛っ!!」
と驚くタクヤさんとお義母さん、
「どうして・・お兄ちゃんが知ってるの!?
あっ、待っ・・」
と残された二人は動揺するのでした・・。
[14]に続きます。
「嘘から始まる敷地内同居」は毎日更新します。お楽しみに!
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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本・編集]ママ広場編集部 [作画]dechi