[5]母に始発で来てもらう。仕事と育児。全部できてない。全部中途半端|それぞれの想い。ママ広場マンガ

前回のお話

[5]母に始発で来てもらう。仕事と育児。全部できてない。全部中途半端|それぞれの想い(大宮ちひろ目線)







朝5時37.8度・・
「やっぱり熱があるよ」「下がらないか~」
「うん・・今日、大事な打ち合わせがあるからやっぱり休めない?」

「お義母さんに電話して来てもらえるか聞いたら?もし来てもらえそうなら俺、時間ずらして出勤するよ」
「お母さん?ごめんね。朝早くから」
「どうしたの?」
「熱出しちゃって・・本当に申し訳ないんだけど・・来れない?お母さんが来るまでパパがいてくれるから」

「わかった!今からだと・・急げば始発間に合うわ!」
「本当にごめん。ありがとう。」
「お母さん始発で来てくれるって10時すぎにはつくと思う」
「わかった」
そう。実家は新幹線で3時間程、家に着くまでは4時間ほど。母を呼び出したのは1回や2回じゃない。
どうしてもの時は申し訳ないけど、始発で来てもらってる。

「翔、ごめんね。そばにいてあげられなくて。ママ、今日は大事なお仕事があって一緒にいてあげられなくて。おばあちゃんがくるからね。ママも仕事が終わったらすぐ帰って来るからね。ごめんね。ごめんね。」

保育園に欠席連絡をして、夫に子どもをお願いして家をでる。
お母さんがいるから今日は仕事を早退することはない。
会社に迷惑をかけずに出社できることに安堵する。

子どものことは心配だけど・・仕事復帰したからにはずっと休むわけにもいかない。
今、会社を辞めたら制度だけ使ったずるい人って思われるかもしれない。

私2人目つくれるのかな・・・。
自信なくなる・・・。
なんか・・。
全部・・全部がうまく行っていない気がする・・・。

続きます。

ママ広場オリジナルマンガ「それぞれの思い」は毎日更新します。
明日の公開もお楽しみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画]マキノ

マキノ 元気姉弟を自宅保育中の主婦。

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