子供の「すきなこと」に一工夫で思わぬ効果!?言葉で上手く伝えられない「もどかしさ」の解消方法|Ribbonの自閉症児子育て

私は双子の自閉症児を子育てしています。

小2の息子たちは2人とも重度知的障がいをもち、こだわりや癇癪が強いです。

言葉でうまく気持ちを伝えられないもどかしさから、私や姉に手が出たり、自分をたたいたりすることがあります。

「すきなこと」をとことんやると

そんなにぎやかな?!息子たちですが、先日、長男が水を手にちょんちょんと付け、フローリングにシャシャシャッと水を伸ばすようにしていました。

小さいころから水が大好きで、シャワーの水を見るともう触らずにはいられない長男です。

私がキッチンで洗い物をしていて、飛び散った水滴を見てそれを触ってみたらおもしろかったようです。

それ以来、毎日洗い物時間には、こうしてシャシャシャが始まります。




子どもの行動に一工夫?!

私はこの行動を見て、色をつけてみたらどんな風になるのだろうと思い、なにかアート的なものになったらいいなと、こんなものを用意してみました。

・大き目のホワイトボード

・ボールに水彩絵の具を水で伸ばしたものを入れる

すると、こんなかんじになりました。

なんだか海の波を表現したような、長男の水が好きだって気持ちが私には伝わってきて、本人もすごくうれしそうに指で描いていました。

ボードの向きを変えて、さらに加速しながら絵の具を徐々に伸ばしています。

30~40分ほど遊んでいました!

絵の具が乾いてくると色が少し変わり、濃いところは、なんだか魚がいそうな気がしてきました。




さいごに

この遊びをする前は、自分の中の「もどかしさ」が爆発することが多く、学校から帰宅するとイライラしていたり、泣けてきたりして不安定な状態に息子本人も私も困っていました。

しかし絵の具遊びをしてからは、自分の「すきなこと」に打ち込め、ストレス発散ができているようで、とても落ち着く時間が増えました。

大人でもそうですよね、カラオケや買い物などでストレス発散しますもんね!

これからも、興味をもったことを、やれる範囲で楽しめたらいいなと思います。

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