アニメ・原作ともに未見未読だった私が「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」を観た結果

こんにちは8です。

先日、「劇場版『鬼滅の刃』 無限列車編」を観てきました。

きっかけは映画の割引チケットの期限が迫っていたため、というごく軽いものでした。何かと話題になっていたこの映画でも観ておこうかな、くらいの気持ちです。

その時点でアニメ・原作ともに未見未読だったので、おおまかなあらすじだけ入れて、念のためにハンカチを用意して(原作の大筋はうっすら聞きかじっていたため、泣くだろうと判断)いざ鑑賞。




結論からいいますと、泣きすぎて体力消耗、放心してしまい、しばらく映画館の外の椅子でぐったりしていました。
いやあ凄かった・・・。
さすが興収歴代一位を最速で更新しようとしているだけあります(300億突破おめでとうございます)。

あらずじをざっくり説明すると、鬼に家族を殺され、唯一の生き残りの妹も鬼にされてしまった少年が、妹を人間に戻すために鬼との戦いに身を投じていく、という大筋の中の、いちエピソードという内容でした。

まず、細部まで作りこまれた映像がとても美しかったです。
後日テレビアニメ、原作漫画と拝見拝読したのですが、テレビアニメの段階でとてもていねいなつくりだったのですね。その延長というか、さらに洗練されたアニメーションが圧巻でした。

また、演出を盛り上げる音楽の使い方が素晴らしかったです。邪魔をせず、かつ何時までもあと引くような印象的な曲ばかりでした。
そこに声優さん達の熱演が重なることで、音回りも臨場感溢れる素晴らしい仕上がりになっています。




肝心のストーリーですが、原作の世界観を壊さず、よりていねいに広げたかなあ、という流れでした。
何より、わたしのような予備知識なしの初心者でも、スッと話に入っていける内容が良かったです。アクションシーンもカッコいいですが、登場人物の信念の強さや、恐らくテーマのひとつであろう「家族の絆」を表す演出が、なんともいえません。
大きなクライマックスとなる箇所が前半に一か所、終盤に一か所ありまして、そこで畳みかけてくる演出に涙腺を直撃されました。どちらも、主人公のセリフが切なすぎます・・・。

アニメだから、漫画だから、で敬遠するのはちょっと惜しいくらいの良作品だと思いました。前述しましたが、映画を観た後、あれよあれよという間にテレビアニメ→原作漫画と制覇してしまいして・・・冊子が売り切れだらけで、我慢できずに電子書籍デビューしちゃいました・・・。それくらい面白く、心に残る作品だと思います。

映画自体はPG12(12歳未満(小学生以下)の鑑賞には、成人している保護者の助言や指導が適当とされる区分)が表す通り、グロテスクなシーンも少なくはないです(そもそも敵側の造形がちょっとアレです)。
ですが上記したように、とってもおすすめの作品なので、できれば家族や友人などと観に行って、独特の世界観を共有してみるのもいかがでしょうか。

12/26からはMX4D/4DXでの上演も開始されるそうです。個人的にはこちらの方がこの映画にはより合っていると思いますので、ぜひとも映画館に足を運んでみてくださいね。
あ、ハンカチもお忘れなく。

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