[25]はやっ!散々揉めたのにマッハで決定!名前問題の終結は突然に・・初めての妊娠・出産inアメリカ|チコの育児漫画

前回のお話

1歳の男の子ジョセフくんとアフリカ系アメリカ人のご主人ボビさんと家族3人アメリカで生活しているチコさんから、コロナ禍のアメリカで初めての妊娠・出産を経験したお話[25]です。
生まれてくる赤ちゃんの名前で悩んでいたチコさん、名付けのブームに則って提案するもことごとくボビさんに却下され、「もう・・アニメのキャラ名でよくない?」と言われて即却下、最終的にアメリカ人でも発音しやすい日本語名に決定しました。さてお次はミドルネーム、とチコさんがウキウキしていると、「ブラックはミドルネームはつけない!」とボビさんに猛反対されて・・あまりの衝撃に驚いて発狂寸前のチコさんなのでした。

初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[25]




白熱するミドルネーム必要性有無についての熱弁大会、

「絶対ミドルつける!私にはないんだから欲しい!どれだけミドルに憧れたことか!」

とチコさんが訴えるも

「いーや、要らないね!こんなの付ける文化はブラックにはない!」

と跳ね返すアフリカ系アメリカ人のボビさん、
この言い争いに決着がつくときは来るのだろうか・・そう思っていると、

「そんなに言い張るなら、従姉妹に電話して君を説得してもらうよ!」

と、ヒートアップしたボビさんが従姉妹エルモさんに早速電話を掛けました。

「もしもし、エルモ?そう!ミドルネーム!ないよね!?・・え?」

何やら雲行きが・・

「え、あ・・・えぇっ!?そ、そうなの?え、あ・・わ、わかった。じゃあ・・またね」

そっと電話を切ったかと思うと、急に静かになったボビさんにチコさんが近づいて

「なに?私を説得するんじゃないの!?」
「・・・」

黙っていたボビさんが口を開きました。

「エルモ・・ミドルネームは母親である叔母さんの名前なんだって・・」
「は?」

思わずニヤニヤしてしまうチコさん、

「なに~、ブラックでも、ある人にはあるやんけ~(笑)」
「くっ・・」

反撃できず、説得を断念せざるを得ないボビさんに、

「っていうか、『文化じゃない』とかじゃなくて、この子には、日米の名前をつけてあげたい!ただそれだけなんだけど・・」
「・・・」

ずっと黙っていたボビさんが突然口を開いたかと思うと・・

「・・じゃあ、ジョセフで」
「はやっ」

あんなに揉めていたのに・・
光の速さで終結した名前問題に驚くチコさんでした・・。

次のページ・[26]に続きます。

チコ
アメリカ在住ひきこもりぼっち主婦です。
アフリカ系アメリカ人夫と息子との日常を綴っています。

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ボビさんの速すぎるミドルネーム決定!従姉妹エルモさんがミドルネームを付けていたという事実は・・ボビさんにとって、かなり大きな問題だったのですね。
[ママ広場編集部]

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