[8]「人見知りを理由になんてできないよ」謝れない娘に感情をぶつけてしまった。人見知りな娘と挨拶してほしい私|和栗家の日々

前回のお話
雑貨屋さんで商品棚のマグカップを割ってしまったみーちゃん。和栗ぐりさんは何度も謝罪し弁償を申し出ますが、店員さんは笑顔で「弁償なんていいんですよ!」「お怪我なくて良かったです!」と言ってくれ申し訳なさでいっぱい。「みーちゃんも、ほら」と和栗ぐりさんはみーちゃんにも謝罪を促しますが・・・みーちゃんはここでもだんまり。「ごめんなさい」の言葉がなかなか出ません・・・。

人見知りでもこれだけは。[8]



和栗ぐりさんはみーちゃんに自分の口からも謝るよう促したものの、みーちゃんは最後まで何も言いませんでした。

そんなみーちゃんや和栗ぐりさんに、店員さんは
「良いんですよ」
とにっこり。


お店を出た和栗ぐりさんは、無言でみーちゃんの手を引いて足早に歩きながら、頭の中はさっきのことでいっぱい・・・。

(確かに私がいけなかった。そもそも3人で雑貨屋さんなんて行くのが悪かったし、ちゃんとみーちゃんを見れてなかった。
みーちゃんだってびっくりしただろうし、悪気があったわけじゃない)
頭ではそう思っていても・・・

(でも・・・)
立ち止まった和栗ぐりさんは、くるっとみーちゃんの方に向き直ります。

「みーちゃんが壊してしまったコップを片付けてくれて心配までしてくれた。
たくさんたくさん迷惑をかけてしまったのに、どうして?」

これまで、「何か嬉しいことをしてもらったら『ありがとう』、悪いことをしてしまったら『ごめんなさい』だよ」と口を酸っぱくしてみーちゃんに言ってきた和栗ぐりさん。
「ごめんなさい」が言えないみーちゃんに色々な感情が溢れてきて・・・





「人見知りを理由になんてできないよ」
思わず涙が溢れてしまう和栗ぐりさん・・・。

続きます。

和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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消化できないぐちゃぐちゃな気持ち・・・子どもにぶつけるのは違うと頭ではわかっていても・・・抑えられない時がありますよね。
[ママ広場編集部]

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