ファストフードは栄養が偏る!?1日トータルバランスを考えれば大丈夫!

今年はコロナウイルスの影響もあり、思いがけず長くなってしまった春休み……。
子どもたちが家にいると、頭を悩ませてしまうのがお昼ご飯ですよね。
栄養バランスまで考えられた、給食のありがたさが身に沁みます。
注文してすぐに食べられるハンバーガーは、子どもたちも大好きですし、忙しいときには大助かりですが、
「栄養バランスが気になる」
「カロリーが高そう」
「食べさせた後に罪悪感がある」
というママたちも多いのではないでしょうか。

今回は、日本マクドナルド様にて公開されているデータを例に、ファストフードで摂れる栄養と、利用後に摂りたい食材についてお話ししたいと思います。



意外とバランスが良い?1食で摂れる栄養素

基本のセットともいえる
ハンバーガー
ポテト(M)
オレンジジュース
の組み合わせで摂れる栄養を確認してみましょう。
1日の摂取推奨量は日本人の食事摂取基準(2020年版)から、10歳男児(身体活動量:ふつう)をもとに算出しました。

意外なことに、
○たんぱく質
○食物繊維
○ビタミンC
○ビタミンB1
○鉄
は1食分の栄養素をほぼクリア。
みなさんが思っていたよりもしっかりと栄養が摂れているのではないでしょうか?

少し多めに摂ってしまうのが、やはり
○エネルギー
○脂質
○炭水化物
○食塩
となります。
この辺りは、その日の他の食事では摂り過ぎないように気を付けたいところです。

そして、不足しているものとしては、
○ビタミンA
○ビタミンB2
○カルシウム
となるので、このあたりは前後の食事で補いたいですね!



ファストフード前後で摂っておきたい栄養と食事のコツ

前段で上げた、不足しがちな栄養素をカバーできる食材はコチラ!

ファストフードを楽しんだ後は、なるべく表にある栄養素を摂りつつ、いかに気を付けた食事を摂るのがおすすめです。

★炭水化物(糖質)を少なめに

麺類や丼物は、どうしても糖質が多くなってしまいます。
主菜と副菜を組み合わせた、定食のようなメニューが望ましいといえます。

★脂質を少なめに

調理法としては揚げ物は避け、なるべくゆでたり蒸したりして脂質を落としましょう。
お肉選びのポイントは部位選び。
赤味のヒレやレバーなどを選びましょう。

★塩分は控えめに

塩分を減らしても物足りなくならないように、出汁のうま味を上手に利用しましょう。
お子さんが苦手でなければ酸味や香辛料を利用するのも手です。

思ったよりも、ファストフードでしっかり栄養が摂れていて安心したという方もいらっしゃるのでは?
1回の食事でバランスを気にすると、食事を用意する方にとってプレッシャーにもなってしまいます。
1日(無理なら2~3日間でも)に摂る食事のトータルバランスを考え、食事の内容が偏らないようにすることが大切です。
みんな大好きなファストフード。
賢く利用して、美味しく楽しく食べましょう!

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