[1]できる姉とできない私。追いつけない。頑張ることを諦めた。姉と比べられて育った私|ママ広場マンガ

家族として育てられる中で、個性の違いから時に比較される要因にもなると思われる「きょうだい」という存在・・今回は2歳年上の姉サナさんとの比較に苦しんだ妹ユイナさんのお話です。

姉と比べられて育った私[1]できる姉はみんなの人気者。私は追いつけない


姉の田畑サナさんは美人で成績優秀、運動も出来て非の打ち所がないそうで、
中学校では、生徒会長に加えて、バスケ部のキャプテンまで務めていると・・

そんな、みんなから慕われているサナさんに比べ、
妹のユイナさんは「田畑の妹」と言われる存在だったようで・・

ユイナさんの同級生にも
「田畑のお姉さんて・・」
「田畑のねーちゃんってさあー」
と話題になるのはサナさんのことばかり・・

そしてお母さんにも・・
「ハァ・・ホントに・・」

「同じ姉妹なのに、どうしてこうも違うのかしら」

と通知票を見ながら言われて・・

最初の頃はがんばっていたユイナさん・・

勉強も・・運動も・・
お母さんに認めて欲しかったし、
自分も頑張ればできる、と思っていたのです。

でも・・

なんとかがんばって98点だったテストの答案をお母さんに見せても、

「100点が当たり前。お姉ちゃんは間違えることはないのに・・」と、
さらに、1問でも間違っていると、「どうしてこんなところでミスするの?」と言われる始末で・・

勉強を教えてもらおうとサナさんに聞くと、

丁寧に教えてはくれたものの、理解できなかったユイナさん、

それでも根気よく教えてくれていたサナさんは・・もう、何もかも完璧だったのでした。

追いつくなんて無理。

そして・・一生懸命だったけれど・・がんばることをやめてしまったユイナさん・・

「ありがとうお姉ちゃん、バカな私に勉強を教えてくれて」

「もういいよ。」

そうサナさんに伝え、追いつくことをやめたユイナさんは・・
『できない自分の方が楽』だと感じたのでした。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「姉と比べられて育った私」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは体験者の話を元に作成していますが、登場人物や団体名は仮名で作成しています。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [作画]コハダさんさん

コハダさんさん
アニメ好きのじぃじ、お茶目なばぁば、ダウン症の優しい弟に囲まれた日常を描いてます。

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