[2]自慢の姉。母にとっては私は「恥ずかしい」存在。姉と比べられて育った私|ママ広場マンガ

前回の話
2歳年上の姉サナさんと常に比べられて育った妹ユイナさん、成績優秀な生徒会長で何かと話題の的のサナさんと比較され、なんとか追いつきたい!とがんばっていたユイナさん、いつもより良い点数をとっても「サナはいつも100点が当たり前」と褒められるどころか結局比較されて苦しくなり・・ユイナさんはがんばることをやめてしまったのでした・・。

姉と比べられて育った私[2]恥ずかしいからご近所を男の子と歩かないで!


県内トップの進学校に進んだ姉サナさんは、益々輝いてみえた妹ユイナさん・・

そんなサナさんとは裏腹にユイナさんの中学校三学期の三者面談では・・
「いやぁ~これじゃ・・本当に・・」

本当に地獄だったと感じたユイナさん・・

「どこの高校にも行けませんよ!」と言う先生に、
「はぁ~困ったわ・・。サナの時はこんなに苦労しなかったのに・・」と落胆した様子のお母さんが言うと、

ガハハハハハ!と先生が笑いながら、
「たしかにサナさんは優秀でしたなあ!」と言うと、
「あら?やっぱりそうですか?自慢の娘なんですぅ~」とうれしそうに答えるお母さん、
「彼女は歴代でも我が校随一の優等生ですよ!」と言う先生の言葉に、二人で笑い合うのでした。

そしてユイナさんは、
サナさんとは真逆にある、とりあえず入れる高校に進学したのでした・・。

そして・・

「そういえばサナちゃん、X大に進学したんですって?」
「え~ッ!あの超難関大学?」
「すごいわぁ」
「さすがサナちゃんねえ」

とママ友にサナさんを褒められてご機嫌なお母さんが、
「親の私が言うのもアレだえど、サナは本当に優秀で・・」
と話していると・・

突然ママ友の様子が変わり・・

「あら・・やだ・・」
「なぁにあの子・・?」とヒソヒソ話が・・

「あんなに派手なお化粧して・・どこの子かしら」
「いやねぇー」
「品がないわあ」と散々な言われようで・・

お母さんが振り返って見てみると・・


派手なネイルに露出した洋服を着た女性が、男性と腕を組んで歩いていて・・

あれは一体・・

「・・・」

立ち尽くして呆然とするお母さん・・

他人のフリをして踵を返したお母さんに、ユイナさんが家に帰った途端、
「恥ずかしいからご近所を男の子と歩かないで!」と言い放ち・・

その日からユイナさんは家を出て、
彼氏の家に転がり込み二度と帰りませんでした。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「比べられた姉妹」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは体験者の話を元に作成していますが、登場人物や団体名は仮名で作成しています。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [作画]コハダさんさん

コハダさんさん
アニメ好きのじぃじ、お茶目なばぁば、ダウン症の優しい弟に囲まれた日常を描いてます。

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