[1話]憧れのリゾート結婚式!・・でも一抹の不安が。義父へのストレスが止まらない~結婚式編~

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結婚の報告がきっかけで、離婚以来義母や夫の章太とは20年も音信不通だったという義父に会った真美。父親との再会を喜び、結婚式に招待する章太でしたが、真美はあまりにも失礼な態度の義父に不信感でいっぱいになってしまい、待ちに待ったはずの結婚式が少し不安になっていました。




憧れの沖縄でのリゾート結婚式。
章太のお母さんと、妹のあやちゃん。
私の母と、姉家族。
今までお世話になった、大好きな家族に囲まれた結婚式を、心から楽しみにしていたのに。
急遽、義父の参列が決まり。
一抹の不安を抱えつつ、私たちは沖縄へ。
結婚式以外の予定はフリーとしていたので、私と章太は新婚旅行気分で美しい海や美味しい食事を楽しみつつ。
ついに結婚式前夜を迎えました。

結婚式の前に、私の父のところにも挨拶に行ったのです。
父と母は、数年前に離婚しているのですが、円満離婚とはいかず、父と母との関係はお世辞にもいいとは言えない状態。
ですが父親として、母親としてはきちんとしていてくれており、私は母と一緒に住んでいたのでより近い関係性を持ちながらも、私や姉は、父ともそれなりに良好な関係を築いていました。
結婚報告をした時に、父はとても喜んでくれましたが、「万が一雰囲気を壊すようなことがあってはならないから」と、さすがに結婚式の参列は辞退。
でも後日、かなりのお祝いを包んでくれ、私は改めて、式後にアルバムとお土産を持って会いに行こうと思っていたのです。




小さいころ、おそらくまだ父親を欲していた時期に、父親がいなくなってしまった章太。
もしかしたら、ずっと「父親の存在」や「家族全員が揃った状態」に憧れを持っていたのかもしれません。
同じく両親が離婚しているとはいえ、子供たちが成人してからで、且つ今でも関係を築けている私とは、父親への思いに大きな違いがあるのかも。
小さい頃の章太を想像して、少し切ない気持ちになりましたが。
・・・それでも、あのお義父さんに結婚式に出てもらうのは、気が進まないんだよなぁ・・・
そう思わずにはいられない私でした。

[2話]につづきます。

※ストーリーは実話を元に編集しております。
 実在の人物や団体等とは関係ありません。
[脚本]ママ広場編集部
[イラスト]dechi

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結婚式の主役である真美さんが不安を募らせているなんて・・・(汗)章太さん・・・家族の大切さを実感するのももちろんわかりますが・・真美さんの不安に気づいて・・どうか払拭してください!

[ママ広場編集部]

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