[59]私たちを守るため!?学童側が問題解決を急いだ真の理由。学童でトラブルに巻き込まれた話|赤井ふみのまっかな日常

前回のお話
ホウサクくんとナエコさん兄妹がなぜあんなに保身に長けているのかを考えた米田先生は、あの2人はそうならざるをえない環境で生活しているのではないかという考えに行きついたそう。娘ちゃんのメモ帳の件が学童で問題になっていたとき、ホウサクくんの家庭にも伝えるべきではと畑山さんに相談すると、まるであちらの家庭に立ち入るなと言っているような口調で、同じく首を振る実田先生の様子に、これは何かあるんだとと理解したといいます・・・。

ムスメが学童でトラブルに巻き込まれたお話59



「畑山さんの言う通りと思います。ホウサクくん、ナエコさんのご家庭の方は
この件に挟まないように進めていくのは私も賛成なんです」
畑山さんの方針に納得できない米田先生に、そう話す実田先生。

「まぁ!私は畑山さんに抗議します!!さすがにそれは変じゃないですか!?
赤井さんばかりに押し付けて!!」
畑山さんと実田先生の考えに納得できず憤る米田先生。
すると・・・
「そういう訳ではないです」
と、実田先生が話し始めました。


「まだ公にできないので先ほどは言わなかったのですが・・・
あれは私たちや赤井さんを守るプランなんです。」
そう言って実田先生が話してくれたのは、赤井ふみさんと実田先生が学童で話し合いをした日の出来事でした。
内密にしてくださいと前置きをして実田先生が教えてくれたのは・・・

赤井ふみさん親子が帰宅後に学童にかかってきた1本の電話。
相手は名前を名乗らず、代表に電話を替われと言ったそう。

代表の畑山さんが電話に出ると、
「おー!!代表がやっと出てくれたやんけ!!
さっきのねーちゃん話できんヤツでまいったわ」
相手はそう話しだして





「そっちで世話になってるホウサクとナエコの家のもんや。ちょっと聞かせてくれやぁ。
今子どもの間でノートだかメモだかがパクられたとかなんやって、えらい大騒ぎしとる
らしいなぁ・・・そんで」
電話をかけてきたのはホウサクくんとナエコさんの保護者でした。
メモ帳の件が学童で問題になっていることを子どもから聞いたと言う保護者は、続けて・・・

「その騒いでる子どものお宅を教えてくれへんかぁ!?」
なんと、娘ちゃんの自宅を教えてほしいと要求したのです。
それに対し、畑山さんは・・・。

[60]につづきます。

赤井ふみ
のんびり屋の私と元気いっぱいのムスメ、時々オトンで送る生活で起こったことやわたしの体験談を絵にしています。
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あの日にそんなことがあったのですね。ホウサクくん達の保護者からの電話は話し方といい、話しの内容といい・・・あまり穏やかではありませんね。畑山さんはなんと答えたのでしょうか・・・?
[ママ広場編集部]

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