【12完】母は冷たい態度・・でも子ども達は?小学生息子がイジメっ子!?|ママ広場マンガ

前回の話

吉村先生がマモル君やヒロ君にもう一度話を聞いて確認したところ、マモル君がヒロ君やケンゴ君を蹴っていたこと、そしてヒロ君が怖かったのは吉村先生が怒ったことだったのだとわかったため、吉村先生はみんなのお母さんたちに再度報告をしました。誤解が解けて喜んだケンゴ君のお母さんとは反対に、「ボク蹴ってない、知らない」と言うマモル君は被害者だという主張が変わらないマモル君のお母さんの怒りが収まることはありませんでした。

小学生息子がイジメっ子!?[12完]ママ友は無理?修復できなかった子供のトラブル






数週間後の授業参観日。
ケンゴ君のお母さんが教室へ入ると、ヒロ君のお母さんが笑顔で声を掛けました。
「あ!ケンゴ君ママ、久しぶり~!」

「この前はヒロがごめんなさい!うちの子がちゃんと説明できなかったから・・・。」
そう言って頭を下げるヒロ君のお母さんに、ケンゴ君のお母さんは
「うちも一緒だから~」と笑って答えました。
「大丈夫、大丈夫。吉村先生が真剣に向き合ってくれたってことで・・・。」

ヒロ君のお母さんもケンゴ君のおかあさんも、意見が一致したようです。
「真面目ないい先生ですよね~」

と、和気あいあいの二人の前を、マモル君のお母さんが通り過ぎました。
「こんにちは~」
笑顔で挨拶した二人でしたが、マモル君のお母さんは気まずそうに無言で会釈しただけで行ってしまいました。
マモル君もなんだか居心地が悪そう。

結局、マモル君のお母さんとは今でも会うと冷たくされてしまうヒロ君とケンゴ君のお母さんたちなのでした。

ケンゴ君のお母さんは、
まだまだ長い小学校生活・・・
色々とありそうだなぁと思いました。

けれど子供たちはというと・・・。
「あーなんかボク、マモルと遊びたくなっちゃったなぁ」
「オレも!」
すぐに仲直りできるところが羨ましく感じました。

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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本・編集]ママ広場編集部 [編集・作画]めめ 

作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

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