[5]そんな。彼氏が浮気してた。私は誰からも愛されない人間。姉と比べられて育った私|ママ広場マンガ

前回の話
久しぶりに実家に帰ったユイナさん、お母さんに言われるままに服を着替えてサナさんと結婚相手の英一さんに会うことに。サナさんと同じ大学を出て一流企業に勤めているとうれしそうに話すお母さんと、仲良く話すサナさんと英一さん・・幸せそうで何より・・なーんてことは全く思わず、「早く帰りたい~!」とメールするユイナさんなのでした・・。

姉と比べられて育った私[5]私の居場所のはずだった彼が浮気してた


「じゃ、帰りまーす」とご挨拶も済み実家を後にしようとするユイナさんに、
「たまには帰ってきなさいよ?アンタはほんと・・」と言い出したお母さん、

「ハイハイ、思ってもないこと言わなくていーよ」と言って扉を閉めると・・
「疲れた・・」ドッと疲れを感じたユイナさんは、

「帰ったらリョウに話聞いてもらお~。あ、お酒とツマミも買ってって~、
駅前のギョーザ好きって言ってたから、テイクアウトしてこっかなあ~」

と、
「やっぱり私の居場所は彼氏だけ」だと思っていたユイナさん、

そう思ってたのに・・

「・・リョウ?」
家に帰ってドアを開けると、そこには・・

「誰?その人・・」とたずねるユイナさんに
「いや~えっと・・ハハ・・」と笑っているリョウさん、すると

「見たらわかるでしょ」と後ろから女性の声がして・・

「オンナだよ。リョウの。にっぶいなぁ~」そう言うと、さらに
「知らなかった?ウチら以外にも他に3人くらいいるんだよ~」
すると「おい!」とリョウさんの声がして・・

「あぁ・・」





急いで家に上がったユイナさんは、
「ユイナッ!?」とリョウさんが驚いて聞くのにも答えず・・

自分の預金通帳を掴むと、

「ユイナッ!!おい!!」というリョウさんの声、
「もぉ~ほっときなよ~」と言う女性の声・・

「居場所なんて最初からあるはずなかったのに・・」
そう思いながら家を飛び出したユイナさんには、何も聞こえませんでした・・。

そして・・走りながら・・次第に涙が溢れて来て・・

「ッはは・・」

「やっぱり私は誰からも愛されない人間なんだ・・」

そう思うユイナさんの頬を、涙が後から後からこぼれ落ちるのでした・・。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「比べられた姉妹」は毎日更新します。おたのしみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [作画]コハダさんさん

コハダさんさん
アニメ好きのじぃじ、お茶目なばぁば、ダウン症の優しい弟に囲まれた日常を描いてます。

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