[9]前例がなかった通常学級での加配。大切なのは「娘が」どちらに行きたいか。支援学級か?通常学級か!?|かわいみんの育児漫画

前回のお話

娘さんが年長さんの頃、支援学級と通常学級のどちらに進学するかで悩まれた時のお話[9]です。
発達障害はあるけど娘さんを通常学級に就学させたいと思い始めたかわいみんさんは、保育園の園長先生と担任の先生に相談してみました。園長先生は、どんな課題にも真面目に一生懸命に取り組む娘さんが周りの子に良い影響を与えていると言ってくれ、担任の先生も、娘さんを助けてあげなくちゃと周りの子に優しい気持ちが生まれるのはメリットだと思うと言ってくれました。しかし、担任の先生の話には続きがあり・・・障害のある子とない子が同じ教室で学ぶインクルーシブ教育を日本の教育現場で実現するのは難しいと感じている、と言われショックを受けます。

支援学級か?通常学級か!?9

娘を通常学級に行かせてみたいと相談する私に、担任の先生は
「今の日本では難しいこと」だと言いました。
その理由は・・・

※障害児への個別のフォローをしてくれる人は
「加配」「補助教員」
「支援員」「ボランティアさん」など
呼び方と役割が違います。

保育園の先生は、日本でインクルージョン教育(インクルーシブ教育、統合教育)を行うのは難しいと言いました。

一つ目の理由として、日本の教育現場がインクルージョン教育に積極的ではないこと。

二つ目の理由として、先生の知る限りでは、通常学級で加配の先生をつけてもらったという前例を聞いたことがないからと言うのです。

そのため、娘のような障害のある子が通常学級に行けば、娘が苦労するのではないかと心配してくださいました。

[10]へ続きます。

かわいみん
2歳の時に広汎性発達障害と診断された娘と、ちょっと変な夫との日常生活を描いています。
Instagram:かわいみん(@kawaimin.today

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10年前だと今の小学校の状況とは異なる部分も多かったでしょうね。前例がない、加配は期待できない、娘さんが苦労するかもしれない・・・なんだか通常学級のハードルがとても高く感じます・・・。「一番大切なのは娘さんの気持ち」という言葉から、先生が本当に娘さんのことを考えてくれているのが伝わりますね。
[ママ広場編集部]

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