[31]話したい。でも悲しませるかも・・ワンピースの残像がチラついて言い出せない。義母と私は水と油|たにの育児日記

前回のお話

「貸さなければよかった」「はっきり断ればよかった」と、後悔ばかりが残るななみさん、それから数日後、久しぶりにかかって来た電話の相手は・・ワンピースを贈ってくれた友達ゆかさんでした。「今日空いてない?」と聞かれ、予定が合わなかったななみさんの、少しだけいつもと違う様子に気づき「何かあった?」とたずねるゆかさんにななみさんは・・

[31]私は義母が嫌い




久しぶりに話した友達ゆかさんに
「どした?何かあった?」と声を掛けられたななみさん、

「あの、実は・・」と言い掛けたのですが・・
「・・・なんでもない!」
と、自分の言葉を打ち消しました。

「なんだそら!」
と、いつもの調子で受け止めつつ、
「・・・本当に、なんでもないの?」
心配そうに声を掛けてくれたゆかさんに

「・・・うん、大丈夫だよ」と答えるななみさん、

「ならいいんだけど・・
・・あっ!ごめん!もう休憩終わりの時間だ!また連絡するね!」

「うん、わかった。ありがとうね」
「こちらこそ~!またね~!!」

そう話して電話を切ったのでした。

ツーツーツー・・・

この前のことを話したかったけど・・
ワンピースのことを知ったら、ゆかは悲しむかも・・

そう思い、何も言えなかったななみさんでした・・。

次の話

たに
第二子妊娠中のママです。実録漫画を描いています!

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お互いが忙しくてなかなか会えなくても、ななみさんの声を少し聞いただけで、いつもと様子が違うことを察知してくれるゆかさん、素敵な友情があるからこそ、なおさら言い出しづらいですね・・。
[ママ広場編集部]

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