【後編】時間感覚を養うおすすめゲーム3選!小4息子が身に付けた自分時間の作り方と使い方

前編のお話

【後編】時間は振り回されずに自分で使おう!小4息子が身に付けた自分時間の作り方と使い方

前編では、まったく意識していなかった「時間」に対して、どうしたら自ら関心を持ってくれるようになるかと試行錯誤したことをお伝えしました。
そしてせっかく関心を持ってくれたなら、自然に続けられる習慣になるといいな、そう思って息子と一緒に試したこと、聞いてください。

どうして急いで用意しなきゃいけないの?急ぐのは誰のため?

年長のお子さんがいる同僚のママさんと話していた時に、「保育園児に時間の感覚はない!」という話を聞いて、そうだった!と思い出しました。「早く登園しなくちゃ!」と思っているのは保護者だけで、園児は急ぐ必要性をまったく感じていない!と言うのです。
「あと10分で出発するから支度して!遅刻しちゃう!」という時の「10分」がどのくらいかなんて、園児は興味ないし、遅刻したって困りもしない・・たしかにそうですね(汗)

うちの息子もそうでした。公共交通機関でも車でも、先導するのはママやパパ!保育園に着いたら〇〇ちゃんと遊びたい!はあるものの、だからと言って何時に出発するか?いつまでに準備すれば良いのか?は別の問題。それを考えるのは僕じゃないもーん。いや、自分のことなんだよ・・どうしたら興味を持ってくれるかなあ。と、少しでも自分が関わっていると感じて欲しくて我が家で取り入れていた遊びをご紹介します!




自分でやることで、結果、時間の感覚が身に付いた!ゲーム3選

【その1】30秒ってどれくらい?ゲーム
目をとじて1、2と数えながら30秒経過した、と思われる時点で「ストップ!」、30秒に限りなく近い子が勝ち
このゲームは大人もわりと楽しめます。自分が思っている時間の経過と実際の時間との誤差がなくなるほどテンションがあがります(笑)
慣れてきたら少しずつ時間を長くして計測してみると「30秒はこのくらいだから、3分は30秒を6回数えればいい」というように、自分の中で数字を計算するようになってきたのはうれしい誤算です!

【その2】なんでも測ってみよう!計測ゲーム
お散歩していて、この木からあの交差点までは何分かかる?や、スーパーで何分でお買い物できるか?など普段の生活でかかる時間はどれくらいかを予想を立ててから計測する。誤差の少ない人の勝ち
最初は全く一致しませんでしたが、何回か繰り返していると予測できるようになってきました。最近では、横断歩道の信号機が青の時間はどれくらいか・・信号機によって違うそうで、調べるのが楽しいみたいです(笑)

【その3】自分のことを測ってみよう!ゲーム
限られた時間でどんなことをどのくらいできるのか?を知るために、勉強やゲーム、おもちゃ遊びなど自分自身のやることを計測します。
ゲームやタブレットを使用する時のルールを勉強や読書をする、絵を描くなど他のことにも応用してみました。いろいろ計ってみると自分が思っているほど進まなかったり、5分の休憩だとこんなことができる!ということが明確になってきました。

現在の息子の時間の感じ方

自分のやることにどの位の時間がかかるかを知ること、すきま時間も含めて、限られた時間を有効に使うことをクセ付けしたくてはじめたのですが、時間の感覚だけでなく他にもプラスの効果がありました!

・時間の感覚が身に付いた
1コマ=5分を基本に、家から学校までが〇分、横断歩道で信号が赤から青になるまでが〇秒、友だちに電話をかけてつながるまでが〇分と想定するようになりました。しなくていいのは私が食事を作ると言ってから完成するまでの時間くらいでしょうか・・

・自分のすることを時間で考えるようになった
朝起きてから学校に行くまでの時間でしなければいけないこと・・歯みがきにトイレ、着替えに食事、出発前の準備、それぞれを分単位で出したものを合計するようになりました。それを引いて・・残った時間を二度寝か、マンガを読んだり絵を描いたりと昨日やり残したやりたかったことに充てています(汗)これでいいのかなぁと少し複雑ですが、遅れたりはしないので見守っている状態です。

・一日の全体像を把握できるようになった
学校から帰ってくる時間と習い事までの時間、やらなければいけないこと(宿題と約束した勉強)とやりたいこと(ゲームや工作など)を何時までに終わらせればよいかを確認して、かけられる時間を割り出すようになりました。すごい集中力で取り組む姿をみて、やりたいことに向けられた情熱は感動モノです!でも・・勉強にかける時間の短いこと!!そんなに早くできるならもっと進めればいいのに・・(涙)勉強量と時間、これは私の次の課題だと思ってます。

我が家で積み重ねてきた時間の取り入れ方がどなたかの参考になれば幸いです。
息子のようにとっても頑固なお子さんには有効かもしれません(笑)

まだまだ課題はたくさんありますが、これからも一つずつ向き合って親子時間を楽しみたいと思います。

はちみつ
はちみつ好きな小学4年男児のハハです。

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