親子で学べる!ウイルスや体の免疫についてよく分かる!今の時期とくにおすすめなマンガ。

文系夫婦が子供を理系にするべく探した、親子で学べるマンガをご紹介します。
今回は、以前もご紹介した『はたらく細胞(by清水茜)』です。

今の時期にぴったり! 体の免疫機能について学ぼう

学校も休みになり。
やはり、子どもであっても関心度の高い新型コロナウイルス。
「集団免疫」
「ワクチン」
「感染」
などの言葉がニュースなどでも飛び交っており、子どもなりに気になっているよう。
そんなとき……この『はたらく細胞』はとっても優秀なんです!

①ウイルスなどの外敵が体内に侵入したら?

→好中球が体内を自由に移動しながら迅速に現場にやってきて(遊走)、攻撃したり食べたりして(貪食)、倒す、作中で人気の準主人公(?)、「白血球さん」が大活躍。
他にもマクロファージやヘルパーT細胞、キラーT細胞などと協力して働いてくれています。

外敵を倒すという面では、NK細胞なども似たような働き。
ちゃんと笑いで活性化することも説明されています。

②免疫って?

→一度体内に入った外敵を記憶し(「メモリーT細胞」の役割)、2度目に侵入した時に効果的に排除したり退治したりする仕組み(「ヘルパーT細胞」からの命令を受け「キラーT細胞」が退治役)。
抗体を作るのは「B細胞」の役割。

スギ花粉症が起きてしまう回では、彼やマスト細胞の混乱ぶりが、花粉症もちとしてもツライ!
白血球の「それぞれの細胞が自分の仕事を全うしただけなのに、こんなことになってしまうとは……」のセリフが重いです!!

文章にするとなんだかややこしいですが、マンガを読めばキャラの魅力もあってあっという間に覚えられちゃいます!
今大問題となっているコロナウイルスから体を守るため、私たちの体にはどんな仕組みが備わっているか。
絵が可愛すぎるせいか、最初は小ばかにしてた主人も、一度読み始めると
「これは、もう教科書かもしれない」
と、すっかりはまってしまったよう。
一度、お子さんと一緒に学んでみませんか??



実際の効果のほどは??

我が家の子どもたち2人(長男:中1、長女:小5)とも、人体に対する興味をすごく持つようになりました。
長男に至っては、将来の夢に「医者」が追加されるほど。
(ちなみに医者以外の彼の夢はゲームクリエイター、プロゲーマーです……親としては、医者をメインで進んでほしいと思ったり(笑))
長女は「やさしくわかる子どものための医学 人体のふしぎな話365(ナツメ社こどもブックス)」や「人体のサバイバル(かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)」等、人体に関係する本をよく読んでいます。
また、人体のウイルスについて知りたいときは「新型ウイルスのサバイバル(かがくるBOOK―科学漫画サバイバルシリーズ)」もおすすめです!

よく「細胞のはたらき」「細胞は生きている」なんて言いますが、『はたらく細胞』では実際に細胞がキャラになり、生きて動いて働いている様子がわかっちゃいます。
大人にとっても、とても勉強になるのでぜひ読んでみてくださいね!

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