体験してよかった!現役東大生の読書指導を受けた読書嫌いの小4娘の変化。

先日のママ広場編集部のこちらの記事を見て。

内容は、小学生向けの読書教育を現役東大生がオンラインで指導してくれる『ヨンデミーオンライン』というサービスを小4の女の子が体験したもの。

ヨンデミーオンラインのサービス内容は、

1.一人ひとりに合わせて本をおすすめ
2.本の楽しみ方や感想の書き方レッスン
3.友達との感想共有でやる気UP⤴





記事を読み始めの最初の感想は、
「へ~、こんなのがあるんだ!なんか面白そう。
でも…、うちの子は普段ほとんど本読まないからな~。
うちの子にはできないだろうな」でした。
娘に本をたくさん読んでほしいとは思っているけど、本人に読む気がなければどうにもなりません。
一緒に本屋さんへ行って娘の好きそうな本や私がいいなと思った本を「この本どう?面白そうだよ!読んでみる?」と薦めてみても「ん~。いいや」と興味を示さない。
「なんか読んでみたいのない?」と聞いても「ん~。別に」という感じの娘。

我が家の娘も、体験をした女の子と同じ小4。
しかし、決定的に違うのが『本が好きで普段からたくさん読んでいる』子と、『本は嫌いではないけど、読むのは2~3ヶ月に1冊くらい』の我が家の娘、という点。
私には、娘が人に薦められた本をすんなり読むとは思えませんでした。

そもそもほとんど本を読まない娘。
毎年夏休みの読書感想文はそれはそれは大変です。まず、本を選べない。ようやく選んでも、読み始めるまでに数日。
なんとか読み始めても、気が進まないので読み終わるのに1週間ほど。
でも、そこからが最大の難関。『感想』が書けない。「どんなお話だった?」「どう思った?」いろいろ感想を引き出そうとしても「おもしろかった」「かわいそうだった」などの一言。
原稿用紙3枚なんてとても埋まりません。あとは延々とあらすじを書くのみ…。

しかし、記事を読み進めていくうちに「これならうちの子でも…」という気持ちに。
そう思ったポイントは
・質問から先生が子どもの好みに合った本を選んでくれる
・マイページを作ってくれて、自分のがんばった結果が見て分かる
・がんばった分だけバッジが増えていく仕組みがあり、モチベーションUPになる
・本の感想を答えやすいように先生が誘導してくれる

せめて本を読むことへのハードルが少しでも下げられれば…。
ヨンデミーオンラインの仕組みならもしかしたら・・・。
とりあえず資料請求をし、ヨンデミーオンラインの内容を「こんなことができるんだって」と娘に伝えて「体験でやってみる?」と聞くと、意外なことに「うん、やってみる」との返答。おぉ、興味を示してる!

娘の気が変わらないうちに!と早速2週間の無料体験を申込み。




娘とヨンデミーの先生とのやり取りはLINEを使ってのチャット形式です。
娘はまだスマホを持っていないため、自宅用のタブレットに娘のLINEアカウントを作成してやりとりをさせることにしました。
私のLINEでたまに祖母やいとこにメッセージを送ったりしたことがある程度の娘。
最初のうち、文字の入力は私がやりましたが、何度かやり取りをした後は「自分でやる!」と。
普段はあまり使わないLINEでの先生とのやり取りは娘には新鮮だったようで「楽しい♪」と喜んでやっていました。

ただ・・・。
この先生とのLINEでのやり取り、先生のメッセージは(たぶん)自動返信ではなく本当に先生が返信しているようで。
娘がメッセージを送ってから1時間後に返信が来たりすることもあり、メッセージを送ってしばらく待っても返信が来ないときは「せっかく送ったのに。全然お返事来ない…」とややテンションが下がってしまうこともありました。
逆に、先生からメッセージが来たときに娘が学校や習い事に行っていたりしてメッセージを確認するのが数時間後…ということもあり、メッセージのやりとりがスムーズにいかないことが何度かありました。
先生の対応できる時間が9:00~20:00とあったので、今後小学校や習い事が通常通り始まると時間内でのやり取りがもっと難しくなるだろうな…と思いました。(でも、今回は無料体験期間が2週間と期限があるのでやり取りのタイムラグをもどかしく感じましたが、実際に入会して期限がない状態ならそれほど気にならないかもしれませんね。)

さて。本題の『娘は本を読むようになったのか』という点ですが・・・。
まず、ヨンデミー先生が娘に選んでくれた5冊のブックリスト。ママ広場編集部さんも書いておられましたが、ちゃんと娘の好きそうな本が選ばれており、娘もあらすじを見て「面白そう。読んでみたい」と!
普段はほとんど本を読まない娘なので、一度に本を5冊買ったのは初めてです。
5冊のうち4冊はメルカリで購入することができ、1冊は近所の本屋さんで購入しました。
ちょっぴり痛い出費ですが、娘がたくさん本を読んでくれるなら…と思うと嬉しい出費でもありました。

しかし。
いざ目の前に本が5冊揃うと、「これ、全部読むの…?こんなに読めない!」と読む前から諦めモードの娘。
「全部読まなくても、読みたいのだけでいいんだよ?」「面白くないと思ったら途中でやめてもいいんだって」などと伝えたり、ヨンデミー先生から届いたおすすめ理由や「これはこんなお話なんだって」とあらすじを改めて伝えました。
その中から娘が最初に選んだ本が、娘が今まで読んだことがないようなやや長めのお話でした。あらすじで魅かれたようです。
自分で選んではみたものの「こんな小さい字でいっぱいのやつ読めない!」と最初はなかなか進みませんでした。
少し読んでは気が逸れて違うことをして…というのを2~3日くらい繰り返した後、自分から読む本をチェンジ。
選んだのは、5冊の中で一番読みやすそうな(文字が大きい)本。たぶん低学年向けの本だと思います。内容も面白かったようで、びっくりするくらいササッと読み終わりました。
それで自信がついたのか、途中で読むのをやめていた本に戻り、今度は1~2時間ずつ集中して読むようになりました。
時間はかかりましたが、「こんなに長いお話も読めるんだ!」という驚きと、娘本人も自信に繋がったと思います。
さらに、その本はシリーズものだったのですが「面白かったから、この本の違うお話も読んでみたい!」と嬉しい発言も。

3冊目もモチベーションを保ったまま、あらすじを見て次に気になった本をすんなり読んだ娘。
約1週間で3冊も読めるなんてすごい成長~!!





その後は・・・
残念ながら、3冊を読み終わると娘は満足してしまったのか飽きてしまったのか、残りの本の内容に魅かれなかったのか…4冊目を読み終えることなく体験期間の2週間は終了しました。

でも!!
今回この体験をできたことで、娘は「ちょっと長いお話でも読める」という自信がつき「他の本も読んでみたい」という気持ちを持ってくれました。
数年前から自宅用タブレットに入れている子ども向けアプリで本が読めるのですが、今までは「こんなのもあるよ」と薦めても見向きもしなかったのが「これで本が読めるの?読んでみたい!」と読書への興味が。
そういう気持ちになってくれただけでも私としては体験をして良かったと思っています。

今回の体験で、子どもが本を読みたくなる環境やきっかけを与えてあげることの大切さを感じました。
これからも、少しずつでいいから色んな本に挑戦してくれたらいいなと思います。

娘が体験した『ヨンデミーオンライン』のリンクを貼っておきます。
興味のある方は一度覗いてみてください^^

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