[10][PTAはトラブルの予感]もう無理かも。PTAは意地の張り合いの場|ママ広場マンガ

前回の話
何とかやり切ろうと1人で仕事を進めるひかるさん、でも美咲さんからはダメ出しの連続で・・ただの意地悪なんじゃないかという思いと、「クラス委員長ってそんなエライの??」という疑問で一杯になりながら、誰にも相談できず疲れがたまるばかりで・・

PTAはトラブルの予感[10]温かいことば


二学期最後の参観日の日、「ゆう君ママ!」と声をかけてくれたのは、PTAで書記係を担当しているはる君ママ。
どよーんとした空気をまとうひかるさんを見て、ギョッとしました。

「卒業祝係の準備大変?私の係はもう仕事ないから何か手伝おうか?」
はる君ママの優しいことばに、ひかるさんは今まで張りつめていた心が少し緩み、目からは、ポロポロと涙がこぼれました。
「・・・うん・・・もう無理かも・・・」

その後、小学校の近くのカフェで温かい飲み物を飲みながら、はる君ママにこれまでの話をしました。
「すごく頑張ってたんだね・・・」
はる君ママはそう言ってくれました。
やっとこれまでの苦労や悩み、辛いことを正直に口にできたひかるさんです。

「私も全部一人で立派にやってやる!って、意地になってたかも・・・。子ども達のための祝賀会なのに、いつのまにか、親の戦いの場になってたかも」
話を聞いてもらって少し落ち着いたひかるさんがそう言うと、
はる君ママは
「ううん。頑張ったよ。すごい頑張った。手伝うから一緒にやろう!」と元気づけてくれました。

そして、気になることを口にしたのです。
「実はさ、心配だったの・・・。」

続きます
次の話

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

脚本・編集:ママ広場編集部   作画:めめ  

めめ 
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

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