「一生懸命作ったのに、どうして食べてくれないんだろう?」
「頑張って作ったのに、食べてくれなくて全然食事が楽しくない」
離乳食や幼児食は、手間がかかる分食べてくれなかった時はとってもがっかりしてしまいます。
離乳食を手作りで手間暇かけて作ったり、幼児食も本を読んで勉強したり、我が子のために頑張って作ろうと思うママは多いのではないでしょうか。
そうやって頑張って作ったにもかかわらず、食べてくれないことが続くと、精神的にも辛くなってきますよね。
我が家の長女は、離乳食の頃から食が細く、気に入らないと投げたり、ぐちゃぐちゃにするので、食事の準備も食べる時も苦痛でした。
そんな時に、3つのことをやめたら、食事を作ることのストレスがなくなり、家族みんなが食事を楽しめるようになったんです。
食の細かった長女も、4歳の今では大人と同じくらい食べる時もあって、びっくりするくらい食欲旺盛になりました。
- 「頑張って」手の込んだ料理を作るのをやめた
- 「頑張って」苦手なものを食べさせるのをやめた
- 残した時に「頑張って」食べさせようとするのをやめた
とにかく、食事に関して「頑張る」ことをやめてみました。
その結果、ママは食事の時ニコニコしてるから、子供たちも笑顔で食べてくれるようになり、食事が楽しい時間になったんです。
ママが試行錯誤しても、子供がなかなか食べてくれなくて、辛い思いをされているという方は、この記事を読めばちょっと気持ちが楽になりますよ。
1. 頑張れば頑張るほど「つらい食事」になる
子供には栄養バランスのいいご飯を食べて欲しいと思いませんか?
ご飯をもりもり食べて欲しい。
野菜もできるだけ食べて欲しい。
好き嫌いなく食べて欲しい。
大切な子供のためにバランスの良いメニューを食べさせてあげたいと思うのが親心。
ちょっと食べなかった食材を、今度は別の調理法でアレンジして食べさせてみたり、試行錯誤してどうにか食べられるようにしたいと思うのも自然なことです。
1−1 「子供のため」が「自分のため」だった
実際、私自身も離乳食の頃から好き嫌いが激しい長女に、手を替え品を替えで一生懸命レシピを勉強して作ってあげていました。
好きなものは食べてくれるけれども、苦手なものはどうやったら食べてくれるのか、試行錯誤の日々。
しかし、時間をかけて作ったメニューも、一瞬にしてお皿ごと投げられて、落ち込むことがしょっちゅうです。
食べてくれないことで、イライラしたり、泣きたくなったりするので、食事の準備が嫌になって、あまりに辛くなってどうにかできないかと悩みました。
その時初めて、「子供のためを思ってやっていた」ことが、実は「自分のためにやっていたこと」だということに気づいたんです。
食べたくないものを食べさせようとしていたのは、自分。
バランスのいい食事をさせようとしていたのも、自分。
子供のためと思って頑張ってやっていたことは、自分の理想を現実にするための努力に過ぎませんでした。
間違った方向に努力を積み重ねた結果
- ママから笑顔がなくなる
- 食事が楽しくない
- 「食べて欲しい」というプレッシャーが漂う食卓
こんな食事の時間では、いくら美味しいご飯を作ったとしても、良い食事の環境とは言えませんよね。
1−2 子供が食べない理由
赤ちゃんや幼児の食べてくれない理由は、1つではありません。
- 硬さ、柔らかさが発達に合っていない
- 味が気に入らない
- 食べにくい
- 見た目が美味しそうに思えない
- お腹が空いていない
など、その子にとっては大事な要素が足りなかったから、食べる気になれないのです。
手探り状態で好みや発達状態を見ながら作らなければならないママにとって、食べない原因を全て取り除いてご飯の準備をするのは難しいですよね。
赤ちゃんだと舌触りや硬さが合わなくて、吐き出してしまうこともあります。
幼児食でも、お肉や野菜が硬かったり、柔らかすぎたり、ちょっと酸っぱかったり、苦かったりするとあまり食べてくれないことが多いです。
できるだけ気をつけて食事の準備をしても、やっぱり食べてくれないことがあるので、精神的に辛く感じることにつながります。
≫次回は、【2】『食事に関して私がやめた3つのこと』についてお届けします。