[6]私をいじめていたあの子は許すことはできないけれど、あの子の子どもに罪はない。|私をいじめたあの子との再会

前回の話

[6]私をいじめたあの子との再会|私をいじめていたあの子は許すことはできないけれど、あの子の子どもに罪はない。


息子なりにお友だちを助けたいという思いからでしょうか。息子は私が小学生の頃にいじめられていたことをお友達に伝えたと話してくれました。

「その子、悩んでいるの??」「うん・・。」

息子のお友だちは学校に行きたくないことを息子に打ち明けてくれたそうです。小学校が違うため直接助けることができない息子は

今の行きたくない気持ちをまずお母さんに話してみたらどうかと伝えたそうです。


学校には行きたくないけど、塾は楽しいって。勉強も面白いし、みんな勉強しているからって。その子が何でどんな風に悩んでいるか私には詳しくわかりませんが、本人が楽しいと思える場所があってよかったと思いました。

お母さんみたいに受験頑張るって話していたよ。僕とは志望校が違うけど、僕も頑張らないとって思ったよ。
息子も息子のお友だちも前向きに考え目標に向かって頑張っていることを応援したいと思いました。あの子のお子さん・・反抗期だって言ってたけど・・やっぱり何か違う悩みがあるのかもしれない。

自分には関係ない・・そう思いながら気になってしまいました。次の日・・。





「あれからお子さんどうしていますか??」余計なことをしているなと思いながらも思わず聞いてしまいました。「あ・・・楽しく言ってます。はい。」

返ってきた返事は「楽しく行ってます。」でした。「子どもの反抗期は仕方がないですよね。」

「そうですよね。」余計な口出しをしてしまったな・・そう思いました。そして・・また私は楽しく学校になんて通えなかった。暗い気持ちになってしまったのです。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「私をいじめたあの子との再会」は毎日更新します。

----------------
※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
※この記事は過去に公開したものを再掲してしています。

脚本・編集:ママ広場編集部   作画:dechi

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事