アレルギーでも学校給食を楽しめる!?入学準備は?いろんな不安が学校のサポートで安心に!

がーん、私のせい。。

花粉(または何か)が飛ばない季節はない。。
というくらい常に何かが飛んでいる時代、子どものことを思うと毎日気をつけることだらけですね。
私が小さい頃(つまり昔)は、ぜんそくだろうが肌が弱かろうが何も考えずに走り回っていたのになあ。

オゾン層破壊による温暖化などの環境問題も、遠い国の未来の話ではなく、すでに起こっている現実。私の想像を超えたさまざまなことが地球上で起こっているんですよね。
そう思うと同じことを息子に経験させるには躊躇しちゃうかも。

うちの息子が1歳で保育園に入園するとき、給食のためのアレルギー検査をしてビックリ!!
えーーーーっ!!アレルギーっ子なの!?

私が大好きな「卵」です。。 なんてことだ。

全卵徹底除去必須!!
卵って濃厚そうな卵黄部分より卵白の方がアレルギーの影響が強いらしく、息子も卵白の数値が驚異的だと先生に言われました。
息子よ、すまぬ!!

ぜんそくで肌が弱くかぶれたり、荒れたりしていたけど今は症状が出ないので平気なふりをしていた母(私)のせい。。

受け継がないで欲しいと思うDNAはしっかり受け継がれるというあるある。
それがわが家の「卵抜き」生活のはじまりでした。




卵を除去するということは、、

息子の保育園は園内に厨房があり、毎日の給食やおやつを手作りで提供してくれたこともあり、入園前には園長先生、保育士さん、栄養士さん、調理師さんとの面談がおこなわれました。

病院の診断書とアレルギー検査の結果を持参しての面談では、息子の数値に
「おお、、」
と驚きの声が漏れつつも、
「アレルギー対応はできるので安心してくださいね。」
と優しい言葉をかけてもらいホッとしたことを覚えています。
なんとありがたいことか!!

他にもアレルギーの子は数人いて、みんなそれぞれ「そば」「小麦」「牛乳」とバラバラ。
食事はお友だちみんなと一緒に、でもトレイ、食器、カトラリー、作る時間もすべて分けて重ならないよう配慮してくれるとのことで、感謝とともに子育てする仲間を得たような気分になったことを覚えています。

保育園がそこまで対応してくれるなら、家庭ではどうしたら良いのだろうか?

まずは、息子が間違えて口にしてしまわないよう卵および卵を使用した製品とお別れです。

卵よ、さようなら。
麺類にも卵が練りこんであるし、たこ焼きとかお好み焼きにも卵が入ってるんだった。。
マヨネーズさん、元気でね。
バターロールくんに、クロワッサンもまた会う日まで。

別れがたくて擬人化が止まりません。。

そして、食卓から「黄色」が消えました。




時代の進化がわが家を救う!!

いや、でもちょっと待って。
これだけアレルギーって言われてるのに、排除するしか方法がないなんておかしくない?

卵はダメでも卵に代わるものがあるはず!
そう!あるんです!

卵を使わないけどコクのあるマヨネーズ、米粉のパンなら小麦アレルギーのお子さんも大丈夫!
安心で安全な材料でアレルギーの人も楽しめる食材や調味料がちゃんとありました
\(^o^)/

アレルギーの治療にいろんな病院を奔走したり、毎日の食事から黄色が消えて淋しかったりしたけれど、安心してください!時代は進化してました!




アレルギー食の対応は、年度ごとの申請が必要なため、年に一度アレルギー検査が必要となります。
小さな子どもの血液検査の最初の大きな壁は、「血管が見当たらない」ということです。

ふわふわでやわらかくって小さなかわいい手、、のどこに血管が!?
でも先生や看護師さんは確実に見つけてくれます。子どもがイヤがって暴れなければ。。

息子は過去に一度だけ激しく抵抗した時があり、最終的に股関節を固定して採血をしたことがあります。
それはそれは恐ろしい光景でした。。

後から聞いてみたところ、採血前のアルコールが傷にしみて痛かったとのこと。
原因がわかってひとまずホッとしたのですが、小学4年生になった今でも「あの時は本当に痛くて怖かったけどがんばった!」と武勇伝として語り継がれています^^

小学校に入学したらどうなる?

保育園からのアレルギー食対応、年々数値は少しずつ下がってはいくものの微減でなかなか「卒業」にはいたりません。。
小学校の入学準備前になんとか数値が下がって、除去せずに給食を食べられるようになってほしい!
母の切なる願いです。
そのためには保育園児として最後のアレルギー検査で数値が下がっていることが必要です!
きっと卒園と同時にアレルギーも卒業だよ、と話し挑んだ検査の結果は、、、

微妙。。。

下がってはいるものの、やはり除去食での対応をお願いすることに。

保育園は1学年1クラス、子どもはもちろん保護者の方も園のイベントや送り迎えで顔を合わせるので知っている人ばかりです。
小学校は知らない人ばかりであまりに違いすぎる。。動揺しています。

ただでさえ、入学のお知らせで
「入学式は4月上旬、10:40下校、その後給食開始の4月中旬まで同じ時間に下校となるため送り迎えを分団ごとに決めてください。」
って書いてあって、

えっ、、、??
10:40に下校? 学校には一体何しに行くのでしょうか?
(はい、通学路や学校に慣れるためです)

とか、

入学して1か月近く給食がないっ!? 一体誰が食事の支度を?
(はい、あなた(私)です。)

とか、

送り迎えを分団ごとに決めるって一体?
(各分団から保護者が自宅近くまで子どもたちをお迎えに行く制度です。自治体ごとに異なります)

っていうことで「おお、どうしよう。」とおろおろしているというのに。。

でも落ち着こう!息子の安心・安全な食事を確保するためです!




アレルギー対応給食について、事前に提出したアレルギー申請をもとに面談がおこなわれることに。
給食のはじまる前に面談が必要なので、日程調整の上学校に向かいました。

担任の先生と栄養士さんと私の3人くらいで面談かなあと訪れた学校、
着いてみてびっくりしました。

校長先生
教頭先生
担任の先生
栄養教諭
調理師さん2名
保健の先生
そして私

コロナ禍の時ではないけれど、あまりにたくさんいらっしゃって驚きました。。
でもこれだけの方々がアレルギーの生徒に対して配慮してくださるんだと思うとありがたい限りです。

私が提出したアレルギー検査結果や診断書などの書類を前に、
具体的な症状や緊急時の学校の対応について詳細に打ち合わせします。
(緊急時かかりつけ医への搬送経路の確認等もありました)

息子は除去食*または代替給食*の対応をお願いすることとなり、
事前に献立表を確認の上、除去または代替給食の告知をおこなうことなりました。

除去食
アレルゲンとなる食材を給食の献立より取り除いた献立
例)卵と豆腐のスープ → 豆腐のスープ

代替給食
その献立自体を摂取せず、代わりとなる料理を自宅より持参する
例)豚肉のピカタ → 豚の生姜焼きを持参

幸い、息子はそこまで重度のアレルギーではありませんが、、重度の症状を持つ生徒でも、
可能な限り同じ環境で快適にすごせるよう考えてくださっていると感じ、とても安心できました。
社会生活を送る中で、わが子のことを考えてサポートいただけることは、親である私をも助けられてるなあと実感したできごとでした。

もしかして、このために給食開始が遅いのかな、、、それは4年生となった今でも謎です^^;

まずは息子や私を助けてくださる周りの方々への想いを込めて

 れるぎー(アレルギー)があっても
 っぱ(立派)に
 っこう(学校)生活を送ることができています^^
 はいえ早く卒業できるといいな。そうそ
 !「黄色」の不在は「コーン」がいい味出してくれてます^^

どなたかのお役に立てれば幸いです^^

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