息子が家事をするようになった話 ~レディネスの重要性~

ごきげんよう!mamanです。

今日は、うちの息子が家事に目覚めた話を書こうと思います。




「お手伝い」から「暮らしを回す」へ

恥ずかしながら、うちの子達には、家事は「お手伝い」の範疇でしかやらせたことがなかったので、子ども達の家事経験は、お米とぎやお皿洗い、りんごの皮むき、洗濯物たたみやお風呂掃除など、それぞれが断片的な経験でしかありませんでした。

でも、この春休みから、子ども達は、自分の部屋には自分で掃除機をかけるようになり、断片的な「お手伝い」から、掃除の時は窓を開けたいからできれば晴れている日にする、とか、床に物があると掃除機をかけにくいから床は片付けておく、など、お天気やいくつかの家事を連携させた「暮らしを回す」という経験に進歩しつつあります。

きっかけは、息子の浪人が決まったことでした。

私が息子の部屋に掃除機をかけるとき、受験期に増えに増えて、収納をはみ出し床に積まれた教材の山々を、いちいちどかしながら掃除機をかけるのがとても大変だったのですが、浪人するにあたり、息子が教材を整理したついでに、自分の部屋に自分で掃除機をかけたのが始まりでした。

息子は、自分で掃除機をかけてみて初めて、床に物があるとどれだけ掃除しにくいかを痛感したり、髪の毛やほこりが床に落ちていると気持ちが悪くてきれいにしたいと感じたり、面倒でも掃除を終えると気分もサッパリするという感覚を覚えたりしたようです。




レディネスの重要性

息子にとって、自分の部屋の床の状態なんて、学校生活が忙しすぎて寝に帰るだけだった頃には気が付かなかったことで、掃除機がけによって床の汚れに注意を払うようになったことが、息子が「暮らしを回す」ということに関心を持つ第一歩になりました。

今では、

「今日は掃除機の日?」

と聞いてきたり、窓を開けて換気したり掃除したりしたいがために、天気予報を気にしたりするようになっています。

食事どきには、料理や食材について質問されることも増えました。

この嬉しい変化は予想していなかったことなのですが、大学は県外を希望しているので、一人暮らしに関心が高まっている時期だったことと、春休みは高校時代より圧倒的に時間に余裕があったことが、良い方に作用したのだと思います。

私がいくら家事を教えようと思っても、本人に※レディネス(受け入れ準備)が整っていなければ、期待するほど吸収してはくれないでしょう。

レディネス…学習活動に効果的に従事することを可能ならしめる学習者の心身の準備状態をいう。(ブリタニカ国際大百科事典による)

でも、息子の中に、自分で暮らしを回したい、回せるようになって大学生になりたいという欲求がある今だからこそ、スポンジが水を吸収するように、グングン覚えているのだと思います。

改めて、学びには、本人の学びたい気持ちがいちばん重要なのだと気付かされました。




浪人の1年はボーナス

今年、あんなに努力したのに現役で第一志望に入れなかったことは、本人にとっても家族にとっても、とても辛い経験でした。

でも、息子が家事をし始めたら、親子の会話も増えましたし、家事によって鍛えられる「段取り力」は、勉強にも良い影響をもたらすかもしれない、と思います。

この浪人の1年は、「第一志望合格」という目標と並行して、「暮らしのスキルを上げる」というサブテーマを掲げて親子の思い出を増やすことができる、ボーナスの1年だと思って、前向きに頑張っていこうと思っているところです。

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