<褒められて鼻高々>母は気づかない・・「できて当然!」に息子の顔が曇った?|神童と呼ばれた我が子[3]

前回のお話

息子ハヤトが幼稚園に入園し、才能がどんどん開花していきました。他の子より足が速く、頭が良く、そして優しい。そんな息子が興味を持ったものはなんでも習わせてあげたい!と思い、片っ端から体験することに。どんなことにも前向きに取り組む息子は、とても楽しく通っていました。教室の先生や、通っているママ友さん達からたくさん褒められ、幼稚園ではどんな習い事をしているのかと質問攻めになることも。送迎やお金のやりくりは大変だったけれど、何か夢中になれることを、と一生懸命の私は、息子のために!と保護者会の役員も率先して引き受けました。そして迎えた卒園の日。お友達に囲まれて写真の真ん中でニッコリ笑う息子の姿に大満足したのでした。

[3]神童と呼ばれた我が子|ママ広場オリジナルマンガ





小学校に入学した息子、その天才ぶりはそのまま続いていました。

授業では積極的に手を挙げて、テストはいつも満点、運動会ではリレーの選手に選ばれるなど、幼稚園時代を上回るできのよさに息子ながら惚れ惚れするほどで・・。
担任の先生にも

先生「いやあ、ハヤトくんすごいですよー!勉強も運動も、とても頑張っています!」
と、最初から全方位にほめられ、

先生「協調性があってみんなとも仲が良いですし・・」
さらに息子の性格までほめてくれて・・

そんなにほめられたら、私また調子に乗りますよ!
私「そりゃあ、うちの子は天才ですから!」
と鼻高々になったのでした。

でも・・ある日テストが返された日のこと、
私「あら、98点・・ここの漢字のハネでミスしちゃったのね」
息子「・・・」

これまでテストは100点満点だけだったのですが、学年が上がるにつれて時々、テストで満点を取れない時も出てきて・・
とはいうものの、

私「次はちゃんと確認しなきゃね!大丈夫だよ!ハヤトならできるから!」

そう伝えた私に息子は・・
息子「うん、次は頑張るね・・」

と、力なく答える息子・・。
でも、そんな時もアドバイスすれば次回は満点を取ってきたので、そこまで気に留めていませんでした。

ところが・・
息子が5年生になった頃から、様子が変わり始めていったのです・・

[4]へ続きます。

ママ広場オリジナルマンガ「神童と呼ばれた我が子」は毎日更新します。
明日の公開もお楽しみに!
----------------
※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画]マキノ
作画:マキノ
元気姉弟を自宅保育中の主婦。

スポンサーリンク

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事