【7】ママ友付き合いやめました。「危ない」「怒られた」埒が明かない|ママ広場マンガ

前回の話

保育園で仲良くなったママ友たちと公園へ遊びに行く約束をしたので、ユウタくん親子を乗せて車を運転したいくこさんでしたが、ユウタくん親子はシートベルトを外したりチャイルドシートからおろして抱っこしてしまったりと危ない行動ばかりで、とうとう警察に止められて注意されてしまい公園に到着した頃には疲れてしまっていました。ところがユウタくんママが帰りは空くんママに乗せてもらうことになったと言ってきたので内心ほっとしたのですが・・・。

ママ友付き合いやめました[7]今回だけ?ダメ、シートベルトしないなら乗せられない!






公園でたくさん遊び、夕方になってお開きの時間になりました。
「楽しかったね~」
「また遊ぼ~。」
「じゃ、またね~」
それぞれの親子が車に乗って帰ります。

帰りはなんと気が楽なことか・・・。
家につき、ユウタくんママのことを思い出して思わずハァア~とため息をつきました。
空くんママに押し付けてしまった・・・。大丈夫かな。

そう思った矢先に、スマホがピロンッとなりました。
空くんママからのメッセージです。

『今日は楽しかったね!ありがとう。
ところでさ、あの後・・・。』
「ええぇ、なになに何かあったの!?」思わず声を出してしまいました。

空くんママの話によると・・・
「じゃ、帰ろうか~」
空くんママの車にユウタくん親子が乗り込みました。
後部座席に子ども達を並んで座らせた途端、例によってユウタくんがまたシートベルトでゴネ始めたそうです。
「これするのヤダ~」
空くんママはハッキリとユウタくんに伝えました。
「しないとだめだよ~これレは命を守るためのもの。ジュニアシートに乗らないと帰れないよ~!」

すると、ユウタくんママは「えー」という顔でこう言ったそうです
「空くんのところもなの~?」

空くんママとユウタくんママのやり取りは続きました。
「当たり前じゃない。何かあった時に責任とれないよー」
「大げさだよ~」
「そんなことないよ」

するとユウタくんママは困った顔でユウタくんに伝えました。
「ユウタ~、空くんママに怒られたじゃない。我慢してよ~」
誰かに怒られたから、じゃないよ・・・。そういう問題じゃない・・・。
ユウタくんはまた「イヤだ!シートベルトしたくないー」と泣き出してしまいました。
このままでは帰れず、しばらくこのやりとりが公園の駐車場で続きました。

「ユウタも泣いてるし、かわいそうだし今回だけ許してくれない?
私後ろで抱っこっしてるから~」
もういいじゃん、という軽い感じのユウタくんママ。空くんママにそう言いましたが
空くんママは毅然とした態度でビシッと反対しました。
「申し訳ないけど、それだと乗せられない。」

ユウタくんにシートベルトをさせるかと思いきや、
なぜかユウタくんママは機嫌を損ねてしまったそうです。
「・・・だったらもういいわよ!!迎えに来てもらうから!」

結局、ユウタくん親子は空くんママの車に乗るのをやめたのだそうです。

続きます

「ママ友付き合いやめました」は毎日更新します。お楽しみに!

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※ストーリーは体験者の話を元に作成編集したものであり、登場人物や団体名は仮名です。
※実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本・編集]ママ広場編集部 [編集・作画]めめ 

作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く3児の母。

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