今を生きる子どもたちに伝えたい。自分が変わった時の言葉を高谷秀雄歯科クリニック院長、高谷先生に伺いました!

子どもたちに伝えたい、子どもの頃に言われて今でも心に残っている言葉について、今回は高谷秀雄歯科クリニック院長、高谷秀雄先生にお伺いしました。



子どもの頃に言われて今でも心に残っている言葉はありますか?

私は現在歯科医師として日々地域医療に貢献し、医療従事者として周囲からはそれなりに評価される立場で仕事をしています。
しかしながら、資格を取るためには大学受験という競争社会の中でまずは勝たなければ先が見えない中、私は2度大学受験に失敗をしています。
3度目の正直という言葉をよく耳にしますが、実際1度の失敗なら立ち上がる気力が沸くでしょうが、2回目の失敗から立ち上がるには、相当な強い思いがなければ心が折れてしまうと私は思うし、実際に立ち上がる事は出来ませんでした。
大学受験不合格という事実を突きつけられた時に、浪人2度目が決定した春にアドバイスを頂き、その言葉が今でもくじけそうな時に奮い立たせてくれる心に残っている言葉があります。

どんな時に言われた言葉ですか?

それは、高校生から浪人時代に指導頂いた塾講師の先生からの言葉です。
不合格の通知を受け、一番に報告しなければと先生に連絡し、電話越しで泣いている私に先生が話した言葉です。
「涙が出るということは、まだやれる事があるということではないか」

自分の何が変わりましたか?

それなりに努力をし、自分としては最善の道のりを進んできたと思っていても、結果が伴わなければ当然悔しさから涙がでます。
しかし、その先生は涙の先のやるべき事が見えていたのです。
この言葉をいただいてから、常に先を読み自分の弱い部分を肯定し、克服するように生きる姿勢が変わったと思います。
今の医療の現場において、常に一手先を読み、診療にあたる事で多くの患者さんの痛みや悩みを解決する事が出来ているのではと自負しております。

今を生きる子どもたちに伝えたい言葉を教えてください

歯科医師兼アーティストという前人未踏の二足の草鞋スタイルで、今を駆け抜けている私を悪く言う人もいます。
今までにない新しい事をするとたくさんの人が反対をします。
その中で多くの失敗を重ね、涙を流す事もあります。
今も悔しさで泣いている人は、この言葉を思い出し冷静に考えてみてください。
「涙が出るということは、まだやれる事があるということではないか」
涙が出るときは上を向いて、やれば良かったと思いつく事をすぐに行動に移してみてください。そうすれば涙は止まり、次のステージがおのずと見えてくるはずです。

偉そうな事を語れるような、素晴らしい大人ではありませんが、私のような人間でも夢は叶いました。
本当にやりたい事を見つけ、日々ともに頑張りましょう!!

[執筆者]

高谷秀雄(たかたに・ひでお)先生
歯科医師(歯科口腔外科)
医療法人雄愛会 高谷秀雄歯科クリニック 院長・理事長

[プロフィール]
「断らない医療」をモットーに、患者さんとのコミュニケーションを大切にし、ひとりひとりに合った歯科治療の提供を心がけた病院を目指している。
専門は親知らずの抜歯・口腔癌等、歯科口腔外科全般。
審美歯科治療・インプラント治療も得意とする。

高谷秀雄歯科クリニック ホームページ
https://www.takatani-dental.jp

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