1歳の男の子ジョセフくんとアフリカ系アメリカ人のご主人ボビさんと家族3人アメリカで生活しているチコさんから、コロナ禍のアメリカで初めての妊娠・出産を経験したお話[40]です。
麻酔のせいか、チコさんの足はパンパンにむくみ、更に気分も悪くなってきていました。
それなのに子宮口が全然開かず、夜まで待っても同じ状態。ドクター・レイノルドから「このままでは赤ちゃんが危ないかも」と言われ、驚きと不安を隠し切れないチコさんとボビさんです。
初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[40]
ドクター・レイノルドに「このままでは赤ちゃんが危ないかも」と言われたチコさんとボビさん。
「落ち着いて」と言われても「どどどどうしたら良いんですか?!」と動揺を隠し切れません。
ドクター・レイノルドは
「こうなったら帝王切開しかない・・・」
「幸い、すでに無痛分娩のために硬膜外麻酔をしてるからこのまま帝王切開に入れるよ」と説明してくれました。
この時、チコさんは無痛分娩の説明を聞いた時のことを思い出しました。
「無痛分娩は緊急時に帝王切開へ移行できる」とは、こういうことか!
こうしてチコさんに無痛分娩の利点が活かされることができそうなのです。
「じゃあ、今すぐ・・・」とチコさんが言いかけると、ボビさんがそれを遮るように
「もう少しだけ待ってもらえませんか?」と言い出しました。
子宮口が少しでも開くかもしれない、と言うのです。
ドクター・レイノルドから「今ですら危険なんだよ?」と言われても、ボビさんは「でも、もしかしたら・・・」待ちたいと主張。
「あと1時間。それが限界だよ。」とドクター・レイノルドはため息交じりに言いました。
チコさんは「ボビさん?」と、なぜ待ちたいのかわからない様子です。
チコ
アメリカ在住ひきこもりぼっち主婦です。
アフリカ系アメリカ人夫と息子との日常を綴っています。
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え?どうして待ちたいのですかボビさーん!確かに、夫婦で話し合う時間が無かったですけれど・・・。
[ママ広場編集部]