子どものコミュニケーション力がアップする方法はある?どんなサポートがいい?

照れてるの?そういう性格なの?コミュケーションがイマイチうまく取れない、会話が続かない・・・というお悩みについて、動画配信サイトで多くの支持者を持つ(株)LOVE is ALL代表の朴井幸花さんからお話を伺いました。

「ウチの子は全然話をしてくれない」「娘に比べて会話が続かない」と感じているママはいませんか?

例えば「今日の学校はどうだった?」と聞いても、「う~ん、普通!」と一言返されて終わり・・・なんてことはよく聞く話です。
特に男の子に関しては、女の子に比べて話が短い、口数が少ないなど、コミュニケーション力に関して悩むママ・パパは多いですよね。
「成長の過程だから仕方ないか」「この子の性格なのかな?」と静かに見守ることもできるでしょう。でも、本当にそのままでいいのでしょうか?

学歴よりもコミュ力?

ここ数年、学校の授業では、親の小学生時代の時よりも「伝える力」「話の意図を読みとる力」を重視するプログラムが多く取り入れられています。
また、就職活動においては、企業が重視する選考ポイント1位は、ここ10年間ずっと「コミュニケーション能力」だそうです。

つまり、学歴社会だった一昔前と違って、スキルや知識よりも、「自分の思いをわかりやすく伝えられる」「相手の思いを汲み取れる」といったコミュニケーション力が高いことがアドバンテージになるということですね。
このような子どもを取り巻く社会の変化を見ても、子ども時代にしっかりコミュニケーション力を高めておくことが、人生を左右する就職活動や結婚においての悩みをぐんと減らしてあげられると思いませんか?

コミュニケーション力は、親や周りの人との関わりによって、何歳からでも伸ばすことが可能ですが、年齢が低い頃からコツコツ取り組んでいくことで、身につくスピードを短縮できます。
そこで今回は、男の子を持つママに特におすすめしたい、コミュニケーション能力をアップさせる方法についてお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

子どものコミュニケーション力アップ!ママができるサポート3選

(1)その日の出来事を伝えられるようになるために・・・
コミュニケーションは、相手が何を言っているのかをちゃんと聞く姿勢を持つことが基本です。しっかり聞くことができてはじめて、人にも話せるようになるからですね。
そこで、聞く姿勢を持ってもらうために、子どもが学校や習い事に出かける前に【ある一言】を投げかけてみてください。

それは、
「どんなことをしたのか、帰ってきたら教えてね」
です。

そうすると子どもは、「帰ったらお母さん・お父さんに教えてあげなくちゃ」という意識が芽生えるので、先生や友達の話を注意深く聞こうとします。
そして子どもが帰宅したら、「どんな話だった?」「どんなことをしたの?」と尋ねてみてください。
最初はあまり話してくれなくても、毎回繰り返すことで、自然と積極的に聞く力が身につくはずですよ。

(2)自分の思いを伝えられるようになるために・・・
自分が思っていることや感じている気持ちを誰かに伝えるためには、その思いや感情に自分で気づかなければいけませんよね。
また、自分の気持ちをどう表現すればいいのか分からないという場合もありますので、ぜひママやパパがサポートしてあげてください。

子どもの様子を見て、「今日はなんだかウキウキしているね!」とか、「不機嫌そうな顔をしているけど、何か腹が立つことでもあったの?」など、子ども自身が感じているであろう「気持ち」を具体的に表現してみてください。
そうすると子どもは、自分で感じていることの表現の仕方が分かるようになります。
また、気持ちを表現する言葉を積極的に教えてあげるのもいいですね。
例えば「あなたがその時に感じた気持ちを、“うしろめたい”って言うんだよ」と説明してあげるのも、思いをうまく伝えるための手助けになります。

(3)相手の言うことを的確に掴めるようになるために・・・
相手の言っている内容を掴むには、「わからないけど、まあいいや」と流さないで、質問することが大事ですよね。
子ども自身が相手に積極的に質問できるようにするためには、まずは親自身が子どもに「どうしてそうなったの?」「なぜそう思ったの?」と質問をたくさんしてあげてください。
すると子どもは「えー、なんでだろう?」と考えたり、「こうだったからかな?」と自分なりの答えを出す習慣が身につきます。
「質問」の習慣は、会話においても、話の内容を理解する上でもとても大事ですので、質問はどんどんできるようにしてあげたいですね。

子どもは親のマネをする

子どもが「自分の思いをわかりやすく伝える」「相手の意図を汲み取る」といったコミュニケーション力を磨くために、親がサポートできるコツについて3つお伝えしました。

ですが、何よりも大事なのは「親がお手本になること」です。
どんな言葉や働きかけよりも、親が実際にやっていることを子どもは自然とマネしています。

ですから、「人の話をちゃんと聞きなさい!」と子どもには叱るのに、自分は子どもの話をスマホを見ながら聞いていると、「ママはいつも僕の話をちゃんと聞いてないじゃないか」と思われてしまいます。

子どもに、人の話を聞ける子になってほしいと思うなら、子どもが話しかけてきたら、ちゃんと聞く姿勢を親が見せてあげましょう。作業している手を止めて、体を子どもの方に向けて、「そうだね」「それは良かったね」と相づちを打ったり、最後には「話してくれてありがとう」と気持ちを伝えてあげてくださいね。

そういった手本となる親の行動こそが、子どものコミュニケーション力を無理なく育てる、一番の良薬になるのだと信じています。
毎日の子育て、本当に大変だと思いますが、ぜひひとつでも実践してみてもらえると嬉しいです。これからも、ママ・パパの頑張りを応援しています。

[執筆者]

朴井幸花さま
株式会社LOVE is ALL代表/ 次元上昇起業塾・女神塾主宰

家庭環境や対人関係に希望を持てず、幼少期から『本当の愛とは何か?』と人の心理を探求し続ける。
21歳、父の死を機に「愛を探すのではなく、自分が愛の目印になる」と決意し、独自の強みを活かした個別セッションをスタート。
何組ものカップルを誕生させるなど実績と経験を積み上げ、累計3000名以上に届ける。
現在は、心理学と独自メソッドを掛け合わせた【次元上昇メソッド】を駆使し、のべ280名以上が参加するオンライン塾を経営するに至る。
また登録者数3万人のYouTubeチャンネルでは「自分を丸ごと愛せるようになり人生が激変した!」と感動・歓喜の声が日々寄せられ、多くの女性から支持されている。
株式会社LOVE is ALL
love-is-all.info

YouTubeチャンネル「愛と笑いの宇宙法則ちゃんねる」
https://www.youtube.com/@uchu_housoku

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