1歳の男の子ジョセフくんとアフリカ系アメリカ人のご主人ボビさんと家族3人アメリカで生活しているチコさんから、コロナ禍のアメリカで初めての妊娠・出産を経験したお話[41]です。
ドクター・レイノルドに「このままでは赤ちゃんが危ないかも」と言われ、帝王切開への移行を提案されたチコさん。「今すぐに・・・」と言いかけたチコさんを遮り、ボビさんはもう少し待ちたいと主張。今ですら危ない状態なのに、いったいなぜ?
初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[41]
ドクター・レイノルド退出後、さっそくチコさんはボビさんに詰め寄ります。
「なんで・・・帝王切開でいいじゃん!」
「そうだけど・・・」とボビさんは申し訳なさそうにチコさんに伝えました。
「僕の仕事のせいで出産日を早めに決めたんだ。」
「僕のせいで君のお腹を切ることになるのに・・・」
ボビさんは、自分の仕事の都合で出産予定日を「出来れば今週がいい」と言ったことを気にしていたのです。
「ごめん。ごめんね」
それを聞いたチコさんは・・・
「んなこと言ってられっかー!!」
「私の腹なんてどーでもいいんだよ!んなことより赤ちゃんが一番やろがい!」
そんなわけで、チコさんの出産は帝王切開になったのです。
チコ
アメリカ在住ひきこもりぼっち主婦です。
アフリカ系アメリカ人夫と息子との日常を綴っています。
------------
ボビさんの優しさだったんですね!「せからしかぁ!」の迫力に、チコさんの赤ちゃんへの愛を感じます。
[ママ広場編集部]