子どもがバランスボールを使うのってアリ?どんな機能が鍛えられる?ボールインストラクターがお伝えします!

子どもがバランスボールを使うのってアリ?どんな機能が鍛えられる?そんな疑問について、今回は理学療法士であり、ボールインストラクターでもある、脳卒中リハビリセンターMOMOKA副代表、藤澤素子さんにお伺いしました。



バランスボールで運動神経が良くなる!?

今回は、子どもがバランスボールを使うメリットをご紹介します。
バランスボールは子どもも使える道具です。
子どもがバランスボールを使うメリット、それは・・・「運動神経」が良くなること!
正確にいうと「運動神経」というものは存在しません。一般的に使われる「運動神経が良い」というのは、思い通りに自分の身体を動かせることや身体と物の距離の把握ができていること、力のコントロールがうまいことをいいます。
運動能力の向上を目指していくには、さまざまな動きをすることが必要となってきます。
そこで、バランスボールの登場です。
バランスボールを使って遊んだり、運動したりすることでバランス能力や柔軟性の改善、筋力・体力の向上などが期待できます。
普段しない動きを遊びの中で取り入れることでさまざまな状況・動きに対応することができます。

バランスボールは、大人が使うだけではありません。子ども用の小さいボールも販売しており、身長が135㎝未満の方は30-35㎝のボール、身長135~154㎝の方は45㎝のボールサイズをおすすめします。(参考:ギムニク ショップ https://www.gymnicshop.com/)
ボールに座って弾んだり、おなかで乗ってバランスをとったり、時には弾みながらダンスをしたり。
幼児の時からバランスボールでの遊びをおすすめします。ただし、保護者の方の見守りの中で行ってください。

体幹トレーニングにもおすすめ!

また、スポーツを行っている小中学生には、バランスボールを使った体幹トレーニングがおすすめです。
どんなスポーツでも体幹筋力の強さは重要となってくるので、実際にスポーツ選手も、バランスボールを使ってトレーニングを行っている方もいます。

運動のクラブや部活動でプランクなどの体幹トレーニングを行っている人は多いと思います。
手や足の置き場を床ではなくボールの上に乗せることで不安定になり、より効果が期待できます。
例えば水泳やスケートなど不安定な場所で行うスポーツ、バスケットボールやバレーボールなど空中戦があるスポーツなど、体幹の強さが直結してきます。

このように、バランスボールは子どもも使えて、たくさんのメリットがあります。
運動能力の向上・スポーツのパフォーマンス向上につながるので、取り入れてみるのはいかがでしょうか?

執筆者

藤澤素子
一般社団法人体力メンテナンス協会認定バランスボールインストラクター
理学療法士

リハビリ施設で理学療法士として働きながら、同施設でバランスボールを使った筋トレや有酸素運動などのレッスンを開催中。
対面レッスンでは主に50~80代の方向けに姿勢矯正や身体のお悩みに合わせたメニューを実施。
オンラインレッスンでは「朝の30分で整う」をテーマに、20~40代の忙しいママでもスキマ時間にできる運動不足解消メニューを行っています。
バランスボールで運動することで、体力向上・骨盤矯正・自律神経の調整に繋がるので、産後ケアの一環としても注目されています。
また、YouTube『MOMOKAバランスボールチャンネル』では、動画を見ながら一緒にできるメニューを投稿しています。

脳卒中リハビリセンターMOMOKA
https://momoka.aishin-assn.com

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