[2]限界なのはすぐにわかった。疲れ果てていた友人の姿。誰にも頼れなかったワンオペ育児|ママ広場マンガ

前回の話
「もう限界かも・・助けて」ナオからそんな連絡がくるなんて初めてのことで驚きました。

[2]誰にも頼れなかったワンオペ育児|寝不足と疲労で限界の友人に正直驚いた


「パパ!ナオが・・・」ただ事ではないと思った私はすぐに夫に伝えました。

ナオのことを知っている夫は、こちらのことを気にしなくていいからと言ってくれました。子どもを夫にお願いし、「今からいく!待ってて!」すぐに返信して急いでナオの家に向かいました。
よっちゃんからも「少し遅れるけど行きます。」とすぐに返信がありました。

インターホンを押し、ドアが開くと「急にごめんね・・。」ナオは小さくつぶやきました。正直私はナオの疲れた姿を見て驚きました。何日もしっかり寝れていないことも想像がつきました。

「全然!なんか高校の時みたいじゃん??お邪魔しまーす!」いつも通りを装い、返事をしたつもりです。
「ごめんね。家、散らかってて・・。」「子どもがいたらこんなもんだよ。うちも子どもが小さい時は掃除してもキリがないから片付けるのやめたもん。」ナオと私は、たわいもない話をしました。
「ふふっ。さつきらしい。コーヒーでいい?」その間も、ナオは私をもてなそうとまでしました。「あーっ。いいよ!いいよ!手伝いに来たんだから!」

「旦那さん今日は?」「出張で・・帰ってくるの明後日なんだ・・。」「そっか・・旦那さんも大変だね。」
ピンポーン。インターホンが鳴りました。「あっ。よっちゃんじゃない??」
「少し遅れてくる」と話していたよっちゃんの手にはいっぱいの食材。よっちゃんも、ナオからの連絡に何かを感じたんだと思いました。
そして、その予想は当たっていました。
「ごめ・・・私・・何も買わずに慌てて来ちゃた!!」私が慌てて言うと「何言ってるの。さつきがすぐにナオのところに行ってくれたから買ってこれたの~。」

「ナオん家、何があるかわからなかったからとりあえずいっぱい買ってきたー。キッチン借りていい??」「あっ。うん。でも汚れてて。」「ぜーんぜんだよ。調理器具とか使わせてもらうね~。」

「じゃ。今のうちにお風呂入っちゃう?子どもたちのお風呂手伝うよ!終わったらナオ1人でゆっくり入ってて」「えっ・・そんなことまでいいよ!大丈夫だよ!!」
「いいからいいから~」「ゆっくり入って。ねっ!」最初は「大丈夫そんな・・。」と話していましたが最終的にその通りにしてもらいました。

続きます

ママ広場オリジナルマンガ「誰にも頼れなかったワンオペ育児」は毎日更新します。
明日の公開もお楽しみに!

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※ストーリーは実話を元にした創作マンガです。
※登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。

[脚本]ママ広場編集部 [編集・作画]マキノ

マキノ 元気姉弟を自宅保育中の主婦。

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