つばめの巣ができた時の糞(フン)対策~我が家にかわいい居候が増えました~

GW明けから毎年、我が家には可愛いお客さんが来ます。
それは……ツバメ。

駐車場の壁の一部になぜか毎年巣をつくろうとするのですが、糞害なども気になるため、いつもは壁に段ボールや人工芝を張り付けるなどして、巣をつくらせないようにしてきました。

理由は不明ですが、毎年どのツバメも同じ場所を狙うので、その一部だけに段ボールを貼っておくと、すぐ隣は空いていても平気なのです。
ですが、今年は……

 ほぼ完成していた巣……初めて、居候を迎え入れることに!

5月の半ばごろ。

泊まりがけで行った祖父母の家から夕方戻ると、例年巣作りのターゲットとなっている場所に、9割がた完成したツバメの巣が。

「え、なんで??」

どうやら、ツバメ避けに張り付けていた段ボールは、出かけている間に取れてしまったようで、駐車場に転がっています。
ほぼ完成した巣の上で、ツバメが1羽くつろいでいました。

f:id:for-mom:20180605115949j:plain

 

「わー、ツバメだ~」
「かわいい!」

子どもたちは大喜び。
確かにかわいい……。

家族は基本的に動物好きですが、手放しで大歓迎♡……というわけにはいきません。

我が家の狭い駐車場。
あの位置に巣をつくられると、車が糞まみれになってしまうことは必須。

でも、ここまでできた巣を壊してしまうことは、ちょっと忍びない!!!
主人を見ると、彼も同じような気持ちだったようで、とりあえずツバメについて調べてみることにしました。

すると……。

日本野鳥の会 : 消えゆくツバメをまもろうキャンペーン

ツバメ、数が相当減ってしまっているらしい。
大阪府吹田市による調査では、1998年と2010年を比較すると、なんと1/3になってしまっているとか。

こんなの見ると、さすがに巣を壊すことはできない!!
というわけで、我が家の居候が決定しました。

また、ツバメは羽虫を食べてくれる益鳥でもあるそうなので、蚊や蛾、できたらGなんかを食べてくれると個人的にはすごく助かるなぁと思いました。

気になる、糞問題の解決方法とは??

巣を壊さないことが決定したので、次は問題解決を考える必要があります。
そう、糞問題です。
このままでは、我が家の愛車(古いしキレイにもしてないですが、さすがに糞まみれはちょっと……)が汚れてしまいます。
車をかろうじて避けたとしても、駐車場内が汚れることには変わりなく……。
色々検索した結果、見つけたのがコレ!!

ツバメかんさつ全国ネットワーク ツバメと一緒に住める街づくり

こちらのNPOでは糞受けの配布を行っていたようですが、残念ながら今年の分はすでに終了していたため、ダウンロードして作ってみることに。

当初はホームセンターへ行って、木材を買って作ろうかなと思っていたのですが、あまり頑丈なものを作ると猫などが飛び乗ってしまい、卵やヒナを狙う可能性があるのだそう。

ダンボールで作ってガムテープで留めるという方法は一見貧弱そうですが、猫などに乗られても重みで糞受けが落ちるので、かえってツバメたちにとっては安全なんだとか。

指示通り、A3に印刷して、家にあった段ボールで作ります。
実際に作業を行うのは、工作好きな長女(小3)にお任せ。
難しい作業もなく、あっという間にできてしまいました。
完成品は、こちらです!

f:id:for-mom:20180605120248j:plain

裏返すとこんな感じ。

f:id:for-mom:20180605120259j:plain

いろいろ雑なのはご愛嬌(笑)

 

糞受けは、卵が産まれてからでないと、ツバメが警戒して巣を放棄してしまう可能性があるとのこと。

とりあえず、卵を温めている様子がまだ見えないので、作った糞受けは待機中です。

私が朝、家を出るときにはすでに巣の中は空っぽですが、仕事から帰ってくると巣の中で待っていてくれている(?)ツバメたち。

なんだかすっかり家族の気分です!!

先日この可愛い居候のことを、

○主人→ピーチクとパーチク
○長男→チュンスケとピーコ
○長女→ツバちゃん(メスオスどっちも同じ)
○私→チュンスケとチュンコ

と、それぞれが勝手に名づけて読んでいることが判明。

家族全員、命名センスが壊滅的でした(特に主人……)。

ツバメが軒先に巣をつくると幸運が舞い込むなんて話もあるので、ちょっと期待したりして……。

何はともあれ、可愛いヒナの誕生が、待ち遠しい今日この頃です!

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事