【自閉症児】学校行事の下見で名古屋港水族館へ!下見のポイント、メリットは?|Ribbonの育児ブログ

双子自閉症児ひか・まめと、娘tukiの母で保育士のRibbonです。

双子のひかとまめは、小学2年生で、2人とも地域の小学校の特別支援級に通っています。

来週、社会見学で、愛知県名古屋市にある「名古屋港水族館」へ行きます。

ここでは、自閉症児が学校行事に出かける前に、親と下見をしてきて、子どもが楽しく参加するためには?そして送り出す親ができることとは?について書かせて頂きました。




下見に行くのはなぜ?

水族館というところは何度か行ったことがありますが、親なしで先生やお友だちと行くので、先に家族で下見に行きました。

下見に行った理由
  • 本人たちが当日「知ってるところだ!」と自信をもって過ごせるため
  • どんなところに興味を持ったのか知るため
  • どこで混乱が起きたのか、つまづきポイントを知るため
  • 写真を撮り、社会見学に出かける前にどんなところへ行き、どんなことをするのか確認するため
  • 持って行った方が良いアイテムは何か知るため
  • 上記のことを先生に事前に伝え、支援をしてもらいやすくするため

入口の外観

遊びに行く施設の写真を見せると、その景色が想像しやすく、わかりやすいので、以前出かけたことがある場所はその写真を見せ、初めて行くところは、ネットの画像を見せています。

水槽近くで見られる大きな生き物

3頭もいるシャチの水槽は圧巻でした!かなり近くまで来てくれ、2人ともじーっと優雅に泳ぐシャチを見ていました。

こちらのカメさん、左側から泳いできて、私たちの前で止まって見つめてくれました。まるで挨拶をしてくれたようです。

カメの赤ちゃんも展示してあり、そこは2人はスルーでしたが、かわいくて癒されました。




魅力的な光と泡

水槽に注ぐ光と水面の泡が以前から大好きで、今回もすごく興味津々に見ていました。

キラキラ輝く光はとても魅力的!上を見ることは得意でどの水槽も上の方を良くみていました。

まめは、音に敏感なので、イヤーマフをリュックから自分で出して装着し、行動していました。

不安要素削減を

まめは、こだわりが強く、1度入った情報がかなり根強く自分の中にあります。

ペンギンの展示で、中に飼育員さんがいらっしゃいました。

「男の人」がかなり好きで、私の予想では、きっと次回もこの展示前で飼育員さんのことを思い出し、混乱するのでは?と不安がよぎるので、お守りとしてこの写真をプリントアウトしてもたせようと思います。




大きな音がするショーでは?

1番気になっていたイルカショーの大きなBGMとアナウンス。重低音や、マイクでの大きな声がとても苦手なひか・まめで、20分間その場にいられるか、途中退場ももちろん視野に入れ、観覧しました。

想像していたよりも大きな音ではなく、イヤーマフをしながらまめはずっと座っていられ、ひかは、その場でクルクル回りながら少し不安そうな顔はしていましたが、最後まで観ることができました。

まとめ

どんなところなのか1度みておくことで、本人の「ここ知っているから大丈夫」という自信になりますし、先生にどんなところに気を付けて頂きたいか、ポイントをお伝えすることができ、送りだす親の安心にもつながるではと思いました。

子どもの興味関心はその都度変わってくることがあるので、なるべく当日に近い日程で行けたら良いかなと思いました。

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