我が家では、何かを決めるときには「じゃんけん」をして決めることが多いです。
兄妹のどちらかにお手伝いを頼みたいとき。
分けなさいと言って渡したおやつが奇数個だったとき。
色々なケーキを1ピースずつ購入した後は、一家全員参加でじゃんけんです!
子どもだからって、我が家では優先してあげません……弱肉強食です(笑)
その時の掛け声は、決まって
「最初はグー! じゃんけんポン!!」
だったのですが、子どものころ、もっと長い掛け声を使っていませんでしたか?
先日、晩御飯の支度をしているときにピンポンが鳴り、
インターフォンで出ると宅急便のお兄さん。
テレビを見ていた兄妹に、荷物の引き取りをお願いしたところ、
いつもどおりじゃんけんが始まりました。
「最初はグー、またまたグー」(お、懐かしいな。今どきの子も言うんだな~)
「ハンバーグー!」(うんうん、そうだったそうだった)
「イタリアちょーすけ」 (?!)
「ぺんぺんあいーん」(え???)
「正義は勝つ!とは限らない!」(えぇぇええ~?!)
「じゃんけん……」
「ちょっと待って!!!」
2人のじゃんけんを、思わずストップさせてしまいました。
その後、とりあえず長男に大急ぎで宅急便を受け取ってもらい、再度確認。
「もう一回最初からやってみて」
「最初はグー、またまたグー、ハンバーグー、イタリア……」
「はいストップ!」
「なんで?」
「チョーさんは、イタリアじゃなくて、いかりや。いかりや長介って人で、ドリフターズのリーダーだから」
「ドリフターズって何?」
「イタリアちょーすけって人の名前なの?」
子どもたちは、ドリフ大爆笑を知らないのはもちろん、いかりや長介が人名だともわからないよう。
そこで、Youtubeで映像を見せながら説明(懐かしいネタがたくさんありました。今度じっくり見ようと思います!)。
「あ、サカナクションの新宝島みたい~」と長女。
そうか、新宝島のPVがドリフOPのパロディだって、
この子たちは分からないんだ、と時間の経過と少しのさみしさを感じる私。
更に、チョーさんは俳優としても活躍されていたことや、既に亡くなっていることを説明。
「続きはなんだっけ?」
「ぺんぺんあいーん」
「はいストップ!」
「また?」
「だって、アイーンは、志村けんのネタでしょ。なんでイタリア(ほんとは『いかりや』だと思いますが)長介の後にアイーンなの?」
「知らな~い」
……まぁ、そりゃそうか。
志村けんさんについても、お笑いのイメージはなく、子どもたちにとっては「動物園(志村動物園)の人」のようです。
(変なおじさんや「だいじょーぶだぁ!」「だっふんだ」で笑ったことがないなんて……!!)
ちなみに、「正義は勝つ!とは限らない!」
なんで
「限らない」が付くのかの理由も知らないようでした。
私が子どものころは、
「最初はグー、またまたグー、ハンバーグ―、いかりや長介あたまがパー(これも今聞くとアレですね)、正義は勝つ! じゃんけんポン!」
でした。
あたまがパーの時はパーを、正義は勝つの時はチョキを出しながらやってました。
これも、地域差や年代差がありそうですね~。
みなさまが子どものころは、どんなじゃんけんしてましたか??
私たちが子どものころに遊んだり、使ったりしたゲームや言葉は、少し形を変えながらも、今も残っているよう。
個人的には
「ど・れ・に・し・よ・う・か・な~、か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り……」
の続きも、最近はどういうのか気になっているので、今度ちょっと調べてみたいと思います~。