「皆に可愛がられて育ったんだね」どこへ行ってもそう言われるダウン症の弟を尊敬|コハダさんさんの育児漫画

2歳の男の子を育児中のコハダさんさんさんから、弟ツナおさんの尊敬するところのお話です。
コハダさんさんさんのお母さんは、ダウン症のツナおさんについて昔から周りの人たちによく言われる言葉があるそう。それを聞いたコハダさんさんさんは・・・。

みんなから〇〇と言われるツナお







ダウン症の弟ツナお。
まぐろとすもうをこよなく愛するアラサー男子。

ある日、ばぁば(母)と弟の話をしていると・・・

「そういえばツナおは、『皆に可愛がられて育ったんだね』って
どこに行ってもそれだけは言われたなぁ」

ふとばぁばが言いました。
養護学校でも通所先の作業所でも、お世話になったどんな場所でも言われたそう。

ツナおを出産後、本当は仕事を辞めて付きっきりで育てようと考えていたばぁば。
しかし・・・

「いや子守はオレに任せて若いもんは働いてこい。」

そうひぃばーば(じぃじの母)に言われたらしい。

「いや~あのときはちょっと悔しかったなぁ~。
でもツナおをすごく可愛がってくれて
さくらんぼの手伝いに行く時も、近所にお茶飲みに行く時も
どこに行くにもツナおを連れてって皆で可愛がってもらって
おかげで働き続けることができた。」

悔しさも感じたけれど、ひぃばーばにとても感謝していると話すばぁば。

「でもその分甘やかし過ぎたかもしんないけどな。
もう少しひとりで出来ることを増やしてやれば良かったかなって思うこともあるよ。」

ばぁばはそう言ったけれど、私はこう思った。

「・・・いやぁ~。
可愛がられて育ったねって、その様子を見てきていない人に言われる方が
ずっとすごいと思うよ。」

だって『やろう!』と思って出来ることじゃない。
お金や時間をいくらかけたとしても与えられないものを
授けられたばぁばは、家族は、携わってくれた周囲の人たちも
なによりそれらを素直に受け止めて成長したツナおが本当にすごいと思う。
彼をとても尊敬する。

そんな素敵な家族の一員にしてくれて
ツナおのねーちゃんにしてくれて
ありがとうばぁば。(とじぃじ)
ありがとうツナお。

これからもよろしくツナお!!

コハダさんさん
コロナ禍里帰り出産、そして引き続き里帰り先で育児中のコハダさんさんです!
アニメ好きのじぃじ、お茶目なばぁば、ダウン症の優しい弟に囲まれた日常を描いてます。

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ばぁばとひぃばーば、そしてじぃじとコハダさんさんさん・・・家族みんなのたくさんの愛情に包まれてツナおさんが成長してきたことがわかりますね!とっても素敵なご家族です~!
[ママ広場編集部]

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