まさに百聞は一見にしかず!算数を”体感”できる『算数図鑑』。子ども達の反応は?

我が家の小4娘、昨年あたりから算数にかなり苦戦しています。
2年生までは特にそんな様子はなかったのですが、単位換算、かけ算の筆算、少数、分数あたりからどんどん怪しくなり…今では算数というだけで拒否反応を示し、落ち着いて考えればちゃんと分かる問題でもすぐに「こんなの分かんない!できない!」と考えることすら諦めている状態・・・。
私も自分自身、数学が一番苦手だったので娘の気持ちも分かるのですが…。




既に算数にかなりの苦手意識がある娘。
教えようとしてもまず『やる気』にならず『聞く』モードにもならない。そんな状態でとりあえず説明を始めてみても、娘が怒って「もう意味分かんない!やだ!」となるか、ふてくされた態度で「はぁ~??ママの言ってる意味分からんし~」となり、こちらもイライラして「もういい!」と終了するのがお決まりのパターン。
(そもそも自分も苦手だからうまく教えられないし…)
このままではダメだ!と今年の3月から算数だけ学習塾に行き始めたのですが、コロナの影響でほとんど通えず…。(無料で見られる授業の動画なども勧めましたが、全く見てくれません)

とりあえず、算数に対する苦手意識だけでも軽くしてあげたい!
そう思っていたときに見つけたのがコチラの図鑑。
『さわって学べる算数図鑑』

表紙には、『算数が理屈ではなく、体感でわかる本です。触って理解する算数をどうぞ!』の言葉。なんて魅力的な…。

中はこんな感じ。
【10を作ろう】というページ

例えば、3+[?]=10
青い●が10個並んでいて、その上には穴が3つ空いている紙。
この紙をめくると・・・

青色の●3つと、オレンジ色の●7つになり、3+7=10が目で見て分かりやすい!

【立体組み立て】のページ
いろんな立体が展開図になっていて、実際に組み立てられるようになっています。

『立方体は6つの正方形でできている』ということが体感できます。

他にも、【さかさまの計算】のページでは、『かけ算のさかさまがわり算』だということが分かりやすい仕掛けで説明されていたり・・・

【同じ大きさの分数はどれ?】では、2分の1が4分の2、8分の4、12分の6、6分の3と同じ大きさだということが一目で分かるようになっています。

仕掛け絵本のように楽しみながら算数を体感できる『算数図鑑』。
説明しようと思ってもうまく伝えられないことが、目で見て、触って理解できる。

ちなみに、この図鑑は小学校低学年~とありますが、総ルビなので漢字が読めない年長の息子も読むことができます。
今は色々な立体を組み立てたり仕掛けをめくって遊んでいるだけの息子ですが、まだ勉強としての算数を知らないうちに、この図鑑で算数を楽しく知ってくれたらいいなと思います。




算数嫌いの娘も、この算数図鑑は「おもしろい!」と言って勉強としてではなく遊び感覚で見てくれています。
特に、分数のページは見て理解が深まったようです。
少しは算数を楽しいと感じてくれたかな?算数の苦手意識が軽くなるといいな。

他にも、いろいろな算数の図鑑が出ています。

今回、購入する際に迷ったのがこちらの『考える力が身につく!好きになる 算数なるほど大図鑑』
おつりの計算などの身近な算数や、誕生日を当てる電卓マジックなど、雑学的なことも多くて面白そう!

園児さんには、こちらの『かず・かたち図鑑』もいいな~と思いました。
花びらの数やお金の数字、ハチの巣の形など、身近な自然や生活に結びつけて数や形を考えられる図鑑です。

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