1歳の男の子ジョセフくんとアフリカ系アメリカ人のご主人ボビさんと家族3人アメリカで生活しているチコさんから、コロナ禍のアメリカで初めての妊娠・出産を経験したお話[5]です。
渡米してから保険のことをすっかり忘れて過ごしてしまっていたチコさんのために、ボビさんが必死に保険を探してくれたにもかかわらず、なかなか見つけることができませんでした。とりあえず休暇の後に探すことになりましたが・・・。
初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[5]
ボビさんの家族と一緒に楽しい休暇を過ごし帰宅したふたり。
余韻に浸る間もなく気合を入れました。
「よし!保険を探そう!」
アメリカでは無保険で出産した場合、とんでもない額を請求されて破産してしまうこともあるらしいので、絶対に避けねばならない重要案件でした。
当時アメリカでは何を始めるにしてもSSN(日本のマイナンバー的なもの)が必要で、もちろん保険加入においても例外ではありませんでしたが、SSNの事務所の予約が取りづらく保険加入の手続きが進められない状況でした。更に、妊婦ということが保険加入をさらに難しくしていたのです。
「詰んだ・・・。」
ここでボビさんが立ち上がります。
「SSNは妊娠中でも取得できるはず。」「出産までには保険をゲットできると考えて・・・」
「もうこうなったら・・・。」
ん???
「妊娠中の健診は現金で払おう!」
腹を括った瞬間でした。
次のページ:初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[6]
チコ
アメリカ在住ひきこもりぼっち主婦です。
アフリカ系アメリカ人夫と息子との日常を綴っています。
------------
ひぇ~。一刻も早くSSNの手続きができますように!そうしている間にもおなかの赤ちゃんのことが心配ですよね!
[ママ広場編集部]