前回のお話

1歳の男の子ジョセフくんとアフリカ系アメリカ人のご主人ボビさんと家族3人アメリカで生活しているチコさんから、コロナ禍のアメリカで初めての妊娠・出産を経験したお話[38]です。
本格的な陣痛が始まり、強い痛みに耐えていたチコさんの病室へ「お~ベイビー大丈夫かい?」と言いながら、かなりクセの強い麻酔科医がやってきました。本当に麻酔科医なんだろうかと疑うチコさんでしたが、麻酔がよく効き、痛みを感じなくなったため、出産に対する恐怖も和らぎ「無痛分娩サイコー!」とルンルンになったチコさんです。

初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[38]






硬膜外麻酔をしてもらって陣痛を感じなくなり、気分が楽になったチコさんは極楽気分でいました。
そこへ看護師さんが出産後の食事のメニューを聞きに来てくれました。
ビーフ、魚、チキン、野菜・・・。デザートのパイまで選べる豊富なメニューで、付き添いの人の分も無料で頼める素晴らしさ!
出産に向けて絶食中だった知子さんは、もうヨダレが・・・
「やっぱビーフステーキでしょ」と、肉以外目に入りませんでした。

看護師さんと話しながらチコさんが手にしていた病院名入りの大きなストローマグを見た看護師さんに
「あ、そうだわ。このストローマグ持って帰って良いからね」と言われ、貸し出されているものと思っていたチコさんは驚きです。
しかも、ストローマグだけではありませんでした。
ぼうし、おくるみ、ちくび、ナプキン、産褥ショーツ、服。お部屋にあるモノはなんでも持って帰って良いのです。

「こ、これが手ぶら出産!」
本当に、なにも必要が無かったのでした。

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チコ
アメリカ在住ひきこもりぼっち主婦です。
アフリカ系アメリカ人夫と息子との日常を綴っています。

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病院名入りのストローマグ!思い出になりそうですね。驚きの手ぶら出産で痛みもないし、本当に極楽気分で楽しめそうですね!
[ママ広場編集部]

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