1歳の男の子ジョセフくんとアフリカ系アメリカ人のご主人ボビさんと家族3人アメリカで生活しているチコさんから、コロナ禍のアメリカで初めての妊娠・出産を経験したお話[37]です。
座薬タイプから点滴タイプの陣痛促進剤に変更すると、それまでとは違う強い痛みに襲われました。ついに本格的な陣痛が始まったようです。寝ていたボビさんに声をかけて痛みに耐えていると、ボビさんは満面の笑みで「がんばれ!」・・・って、寄り添えええ!!最終形態である鬼嫁に変貌を遂げたチコさんでした。
初めての妊娠・出産レポート~コロナ禍 in USA~[37]
朝、ボビさんが忘れ物を取りにいったん帰宅中に、麻酔科の先生がやってきました。
バンダナを巻いて満面の笑みでやって来たその麻酔科の先生は、2mの長身、テンションマックスでかなりクセの強い男性でした。
とても優しく声をかけてくれるのですが・・・
「お~ベイビー大丈夫かい?」
「促進剤がよく効いてるんだね、大丈夫だよ。」
「僕がすぐによくしてあげるからね、ベイビー」
・・・って、「ベイビー」多すぎない!?初対面の相手にベイビーって連呼するものですか?謎過ぎる麻酔科医です。
ベイビーを連呼されながら背中に硬膜外麻酔を打たれたチコさんは、
「この人・・・本当に麻酔科医なんだろうか」と思いながらも、もはやツッコめないほどに陣痛が強くなっていました。
ところがチコさんの疑惑とは裏腹に、この麻酔がよく効き陣痛の痛みを感じなくなったのです。
看護師さんに「今すんごい大きな陣痛来てるけど・・・どう?」と聞かれても、
「え、ほんとに?!何も感じない!」驚きの効き目です。
痛みを感じなくなったチコさんは、出産に対する恐怖も和らいだのでした。
「全然痛くない・・・。無痛分娩って素晴らしい!もう怖い物なしだわ!」
「無痛分娩サイコー!」
チコ
アメリカ在住ひきこもりぼっち主婦です。
アフリカ系アメリカ人夫と息子との日常を綴っています。
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無痛分娩がそんなに痛みを抑えられるものとは知りませんでした!笑顔で出産を迎えるチコさん、赤ちゃんに会えるのが楽しみですね!
[ママ広場編]