保育園に行き始めて4年が経ち、年少さんになった娘の話です。
娘のおむつが取れたのは3才の誕生日を迎えて少ししてからです。
最初は、保育園の小さい子ども用トレイでしかできなかった娘が自宅の大人用トイレでできた時、娘と大喜びしたのを今でもよく思い出します!(涙)
ただ、おむつが取れたと言ってもまだ夜は不安なのでしばらくの間は寝るときだけおむつを履かせていましたが、保育園でもお昼寝の時にお漏らしをすることもなく、順調に過ごせているとのことだったので、3才の中頃ぐらいからお姉さんパンツ(娘の保育園でのパンツの呼び方)のまま就寝するようになりました。就寝前にトイレに連れて行けば、そのまま翌朝までぐっすりです。
そんなに苦労もしなかったし、おむつも取れて自分でトイレに行けるようになって良かった~♪って呑気に思っていました。
(ある時が来るまでは・・・)
急にやってきた!
4才の誕生日も迎え、いつも通りの休日・・・
今日は天気が良いし、おやすみだから沢山洗濯できると思い、お布団も干してシーツも洗おー!っと意気込んでいた、私。
う?うん?
何かシーツが冷たい。濡れてる。
えっ?えっ?待って、何か臭くない・・・?
もしかして、これっておねしょ?してないか?
(初めてのことで完全パニック)
すぐさま娘に確認しました。
私)娘ちゃん、もしかしておしっこ漏らしちゃった?
娘)ううん。もらしてないよ~
私)えっ?でもお布団濡れてるんだけど、本当にしてない?
娘)してないよー!
いやいやいやいやいやいや
そんなわけない。明らかおねしょだよね、これって。
いつも起きてくるとソファーに横たわるのにその日は何故か立ったままで、珍しいなと思っていたのですがそういうことか!
おねしょで服が冷たくて気持ち悪かったんだと思います。
でも、私が娘の所に行き、服を確認するまで娘は何も言いませんでした。
「娘も初めてのことで戸惑っていたのでしょうか?」
「何て言えば良いのか分からなかったのでしょうか?」
「怒られるから黙っておこうと思ったのでしょうか?」
きっといろんな葛藤があったのかもしれません。
今はとても冷静なので娘の気持ちを考えることができますが、その時はこんな風に考えてあげることができませんでした。
とにかくお漏らしをしたことを言わずに黙っていたことについて娘に怒ってしまいました・・・
お漏らしをすることは悪いことではないし、誰でも一度は通る道だと思いますが、何かしてしまったことに対して言わないというのが一番良くないことだということを娘にも分かってほしかったという私の気持ちが大きすぎて、かなり娘を責めてしまったと思います。
そんなこんなで娘も泣き出す始末。
大人気ないですが、泣かれても私の怒りもMAX。
娘を着替えさせなきゃ!このお布団どうしよ?捨てて新しいの買わなきゃ今日寝れないよね。どうやって捨てるんだっけ?
(私たちは娘と一緒に寝ていて、布団は全滅に近い状態でした)
こんなに私がイライラMAXなのに、一緒にいた旦那はかなり冷静に「おねしょなんて怒ることじゃないじゃん」と一言。
娘にも「おねしょなんていいよ~いいよ~気にしない気にしない♪」「パパも小さい時おねしょしてたよ!笑」的なことを言っていました。
自分は片付けないからいいだろうよ。全部後片付けするのは私じゃんか。娘に良い顔してむかつくー!と思っていました。(笑)
(今思えば、旦那は旦那で私が怒っているからと娘を慰める係に回ってくれたんですよね。)
今回のことを経て思ったこと
娘にとって、「おねしょ」は初めての経験。良いことも悪いこともこれからたくさんの経験を経て学んでいくことばかりです。
それなのに私は、自分がこれからやらないといけないこと(お布団の処理、後片付け等)ばかりに目を向けてしまい、娘の初めての経験に対し向き合うのではなく、「怒る」ことが先行してしまいました。これについては本当に反省です。
おむつが取れてから何事もなく上手くいっていたので完全に安心しきっていました。
「おねしょ」なんて考えてもいなかったので、そこに関する備えや知識を怠っていました。初めてのことで自分がいっぱいいっぱいになり、娘に対する態度にもそのまま出てしまいました。
怒ってしまったことによって、娘がトラウマになったらどうしようとも思いました。
そのため、娘と下のように決めごとを作りました。
②寝ていてトイレに行きたくなったら、ママやパパが寝ていても起こしていいんだよ。だから、我慢しないでいつでも言ってね。
③もし、お漏らしをしてしまった時は、すぐにママやパパに教えてね。
特に②については、娘におねしょをしてしまった時のことを聞いたらこのような回答が返ってきたのです。
娘)トイレに行きたいなって思って、目が覚めたんだけど、ママもパパも寝てて〇〇ちゃんは一人でトイレに行くことが怖かったから一生懸命手でおしっこを止めたんだけど、止められなかったの。だから、ごめんね。
と言われました。
これを聞いた時に、娘に怒ってしまったことを本当に申し訳なく思いました。娘ちゃん本当にごめんね・・・。
娘は娘なりに一生懸命考えていたんです。
私たちを起こさないように気を遣ってくれたんだなって。
こんな風に人のことを思って行動できる優しい子になっていたのね。感動でした。(親バカですね・・・笑)
今回のことは娘の失敗というより、私の失敗であったかもしれません。
でも、失敗しても娘と一緒に新しい経験ができたなら、それはそれで良かったんじゃないかなと今は思っています。
怒ってしまった日は、それ以上に娘とスキンシップを取ることを大切にします。娘にうざがられても何度も何度もハグしたり。それが私と娘のいつもりの関わり方です♪
初めての「おねしょ」。どこのご家庭でも一度は経験することではないでしょうか。
そんな時、皆さんはどんな対応をされますか?されましたか?
私みたいに「うきゃー」って怒ってしまった方、優しくお子さんに接した方、ご家庭によって様々だと思います。
子育てをしていると初めての体験ばかりで戸惑うこともありますが、これから起こり得る様々な娘との新しい体験、良いことも悪いことも試行錯誤しながら娘と一緒に成長できたら良いなと思っています♪